昨晩のだらしない走り書きに、我ながら嫌気がさす。 だらしないついでに、事の顛末を記す。
何のことはない。 税理士事務所の丁稚小僧から、今年の所得税は昨年の40倍になるという恐ろしい話を、まったくのすまし顔でされたので、血の気が引いたと言うわけである。
結局それは丁稚の早とちりであり、朝一番で謝罪と訂正を入れてきた。
けれども、ひどく消耗したことへの恨み節はそう簡単に消えない。 私は、彼の間違っていた点を事細かくあげていきたい衝動に支配されており、 この出来事を「軽々しく物事を口にすべきではない」とか、「クライアントの立場に立った誠意ある職務遂行」という自戒として転調するまで、まだもう少し時間がかかる。
若い所長と丁稚君を応援する気持ちでいたが、まったく本末転倒である。 残念だが、こういう良くない縁は早めに解消した方がよいのかもしれない。
2006年01月10日(火) 備蓄すべきものは 2005年01月10日(月) 教育考再び
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