城北某所で仕事。
ちょっと趣向を凝らして、資料をすべて手書きで用意した。
左手を添えてものを書くという所作が気持ちよい。 カチカチカチカチと右手のマウスひとつで何もかも済ませるのに比べ、美しくもある。
手を添えるというのは不思議な動作だなあと思う。 実際に筆記するのは利き手−私の場合は右手−だけなのに、 利き手だけで書いた文字は、どこか無理やり書いたという字にしかならない。
添えるというのは、決して無意味ではない。 バランスをとり、是正し、より完成度を高めるものである。
そういうわけで、参議院というのはむやみに不要論を醸すべきではないと、私は思うんである。
混乱が予想されるのならば、それは混乱する意味と必要があるのであって、 それと対峙しなければ、この国の変な癖はいつまでたっても直らないのだ。
2006年08月01日(火) 2005年08月01日(月) 情報公開 2004年08月01日(日) 水難事故多発
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