浅間日記

2006年11月16日(木) 未来を塗り替える

教育基本法改正案が衆院で強行可決。

世に出た瞬間から、「時代にそぐわない」法律として批判を浴びることは間違いない。
市民の生活や人生に重要な法律は、施行後が本当の採決である。
誰が、いつ、どうやって決めたのかも合わせて、暮らしのなかで審議されるのだ。



法律は遵守しなければならない。でも私達はそれに服従するわけではない。
「どうしようもない悪法」と批判することや、廃案を要求する権利がある。

たとえ制定されたとしても、それが受け入れられないものならば、
改める方向で準備をしなければいけない。
「時代にそぐわない」ような法律はいわんや、である。

私達は、未来を塗り替えることができるし、その作業を続けていかなければいけない。
それがどういう方向であれ、明日について考えることをやめてはだめだ。

自分が志向する未来のためには、平気で「今の憲法の縛りの中ではそれができない」と発言する先生方の論法に、ならおうと思うのである。

2005年11月16日(水) 藪と泉
2004年11月16日(火) 


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