教育基本法改正案が衆院で強行可決。
世に出た瞬間から、「時代にそぐわない」法律として批判を浴びることは間違いない。 市民の生活や人生に重要な法律は、施行後が本当の採決である。 誰が、いつ、どうやって決めたのかも合わせて、暮らしのなかで審議されるのだ。
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法律は遵守しなければならない。でも私達はそれに服従するわけではない。 「どうしようもない悪法」と批判することや、廃案を要求する権利がある。
たとえ制定されたとしても、それが受け入れられないものならば、 改める方向で準備をしなければいけない。 「時代にそぐわない」ような法律はいわんや、である。
私達は、未来を塗り替えることができるし、その作業を続けていかなければいけない。 それがどういう方向であれ、明日について考えることをやめてはだめだ。
自分が志向する未来のためには、平気で「今の憲法の縛りの中ではそれができない」と発言する先生方の論法に、ならおうと思うのである。
2005年11月16日(水) 藪と泉 2004年11月16日(火)
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