イチョウが色づき始める。晩秋に色づき、そして紅葉から落葉までが短いこの木が黄色くなるということは、つまり、もう冬が近いしるしなのだ。そうだというのに、今年はなんだか平静である。確実に短く弱々しくなる日差しにも、それほど憂鬱になることがない。今年は十数年ぶりに、スキーでもやるかなんて思っている。ついに私は、寒さに鈍い身体を手に入れたのだろうか。いや、未だ油断はできないと戒める。何しろ気温は、これから20度近く下がるのだ。 2004年11月01日(月) 張子の虎の不屈の意志
2004年11月01日(月) 張子の虎の不屈の意志