帰宅。
今年は遅めに開花した百日紅も、いつの間にか姿を消し、 ヒマワリは力なくうなだれて、夏を継続しようという役者はもう消えた。
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バス停から歩きながら、 Hはどんな顔をしていたのか忘れちゃったなあ、と冗談でAに言う。 違う人が帰ってきても、わからなかったらどうしよう。
顔が丸いんだよ、目も丸いんだよと、 必死な様相でAが思い出させようとするので、悪いが可笑しくなった。 ああそうだ!確か声は低いよねえというと、 思い出した?というふうに、私の顔を見ながら大きくうなづく。
2005年09月24日(土) 生物化学的信仰要求量 2004年09月24日(金) リセエンヌの男料理世界
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