浅間日記

2006年01月09日(月) 犬の報い

去年の残り仕事で山へ。

今は猟期なので、そこいら中ハンターだらけである。
すぐ近くで発砲している。犬がワンワン鳴きながら追い込む。

誤射されないように、目立つ色のテープを取り出し、
背負っているザックに急いでつける。
二足歩行に見える歩き方は・・・などと、無駄なことを考えながら歩く。

途中、何度かハンターに遭遇。
口の悪い1人が無愛想に「撃たれたいのか」と意地悪を言う。
猟をしている山に入っていけないという法はない。
むしろ、鳥獣保護区以外の山なら、原則どこでも狩猟できるような現在の法律を改正するべき、という意見だってある。

思い切り慇懃に「○○の仕事です」と、伝家の宝刀を抜いて黙らせる。
なまくらだが、こういう限られた世界で威圧的な人には、たいてい効く。



それでもやはり、気味悪い。辺りでパーンパーンと銃声が響く。
こんな日はやですね、と同行のKさんと話ながら、
白く輝く遠くの峰をゆっくり眺めることもなく、そそくさと下山。

多分、犬やその飼い主の悪口など書いたから、
こんな怖い目にあったのだろう。


2005年01月09日(日) 真正正月


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加