浅間日記

2005年11月26日(土) 世代間男女交代論

家で雑事。
来週も家を空けるから、もうシッチャカメッチャかである。
布団を干し、洗濯物を干し、掃除機をかけ、
散らばった本や新聞を片付ける。

昨日の昼、食堂にわんさかいた、20代後半ぐらいの働き盛りの女性達は、
こういう週末に何をしているんだろうかと、ふと思う。

平日は仕事に邁進し、昼は小さなバッグに財布と携帯電話と
タバコか何かを放り込んで、お気に入りの店でランチをするのだろう。
責任と権限のある仕事に生きがいを感じ、夜は酒を飲んだりもするのだろう。

ひと昔前の、男性のようである。
女性のライフスタイルはより社会的存在へと順化してゆき、
何となく似たり寄ったり、先も見えている。
そういう存在から離脱を始めた男性達と、対照的な感じがする。
有能な男性ほど、無駄に社会的に競わず、プライベートな生活での満足を最優先にする。
かなり乱暴だが、そう思う。

男と女が同時に、時代を頑張らなくて済むと言うのはありがたい。
次世代は、また女が休み、男が頑張ればよいのだ。

男女共同参画が謳われているけれど、
政策の役割は、機会均等とか基本条件の整備までだ。

その後、実態がどう選択されるのかは、別の問題であって、
私は時代でそれは代わるのだという気がする。
もちろん、抜きんでた資質と欲をもつ個人は別扱いで、
時代とか男女に関係なく、世に現れるのだが。

2004年11月26日(金) 文芸の話


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