日本の伝統芸能シリーズは続く。
図書館で民謡のCDを借りたのである。 老後から着手する楽しみは、絶対に民謡と都々逸、と決めてある。
のびやかな声、節回し、歌詞、どれをとっても世界に誇れる音楽であると私は思うのだ。
難点は多分、都市に馴染まず、唄われている土地で聴いてこそよさが分かるという点だと思う。 家の中などで聴くと、どうしても「NHKのど自慢」の舞台が目に浮かんでしまっていけない。
それほどに、津軽で聴いたじょんがらも、島で聴いた嫁入り唄も、 光や風や匂いにとけ込んで私の中にある。
だから、これから向う旅先の民謡を入手したというわけである。
2004年06月06日(日)
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