浅間日記

2005年03月14日(月) 札のかけかた

寒気が入った週末。
冷たい足元をさすりながらPCに向う。



一昨日の記事で記しておきたいことが残っていたのだった。
都市住民のうち定期的に農山漁村に滞在する「二地域居住人口」が、
2030年には1000万人になるだろう、という、国土交通省の推計データ。
この推計結果は、国土形成計画にも反映されるのらしい。

このデータでは都市住民を基点に推計値をだしているけれど、
これは逆の方が断然楽しい暮らしになる。
つまり田舎で暮らして、都会に定期的に滞在するのだ。

出かける場所と帰る場所の札を、都市と農山漁村のどちらに下げるかは、
結局はライフスタイルの好みの問題だけれど、
少なくとも今の私にとって東京という街は、表面的には、
帰る場所というより出かける場所−それも仕事に−というほうが、
ぴったりくるようになってしまった。

生まれ育った場所として帰るところは、記憶の中ばかりである。

2004年03月14日(日) 春風とジャムの一滴


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