灯莱的枕草子
木更津灯莱



 真田弦一郎

あー、ダメだ。
ミュのレポ(感想と言え)上げようと思ったのに、真田という男について考えたことを残しておきたくて。
えっと、ミュを見て、立海という学校について考えてみた。
ひいては真田という男について考えてみた。

彼のあの中学生らしからぬ態度とかね、私ジャンプに小一郎が出てきたときにあのまま成長したらよかったのに、とか散々言ったけどさ。
失礼しました…!!
全力で謝りたい。
彼は変わらざるを得なかったんだ、きっと。

立海テニス部は全国3連覇、関東大会には十何年も連続して出場している強豪。
ひとりひとりのレベルが高い中で、一番実力がある幸村が部長であることは必然的に当たり前のことで。
でもそんな幸村が倒れた。しかも相当重い病気で。
真田と幸村ってずっと仲良かったみたいだし、そんな友達が倒れたとなると心配でたまらないと思う。
けどそんなこと言ってられない。
部長不在だといろんなことが副部長の責任になってくる。
しかも真田って友達多くなさそうだし(笑)
全部自分ひとりで背負い込もうとするタイプだと思う。
しっかりしないと、自分がしっかりしないとって全部抱え込んでるうちにあんな性格になったんじゃないかなぁ。
そして真田の厳しい性格上、やりかたへの反発での言い合いは多々ありそうだし。
幸村はにっこり笑って収拾つけそうだけど、真田はそんなこと出来ない。
すぐに手が出るから、厳しい目で見られることもあるだろう。
でもそれってプレッシャー、双肩の重荷ゆえなような気が木更津はするわけです。

素晴らしい功績を残し続けている部活動のトップに突然就任せざるを得なくなった戸惑いとか。
その功績が後まで続くかは自分が部をどう導くかにかかってくるというプレッシャー。
大切な友人が病に倒れたことへの不安。

いろんなものが混ざって。
しっかりしなくちゃ、しっかりしなくちゃって、そう思ったんだと。

だってねー、あんな顔してあの子中学生だから!!
心は脆くて安易な中学生ですよ。
中学生って、生活の中心の場所が世界の中心なんだよね。
今思えばもっと視野広げなよってアドバイスしたいくらい、そこが世界の中心なの。
そこでの自分を失ったらもう道はないってくらい真っ暗になってしまう。
そんな世代ですよ。
もっと視野広げたらいいのに(笑)

うまくいえないけど、真田もいっぱいいっぱいなんだな。
この前ジャンプの手塚戦でも思ったけど。
彼のあの双肩に、どれだけの重荷があったことか。
後輩に手のかかるヤツはいるし(笑)

と、いろいろ考えていたら真田がひどく愛おしくなった木更津でした!

きっと幸村は分かってるんだろうな、真田のこと。
だからあのとき「苦労をかける」って言ったんだ。
あの一言ってすごくすごく、重たいものなんだなぁ。
幸村だって笑ってるけど、どんなに悔しく悲しく、怖いか分からない。

現にいますよね。
いろんな想いを胸に抱いて、一回り成長した人。
いつも「責任」って言葉とは無縁のところにいてはしゃいで、楽しかったらそれでよかったのに。
全く予期せぬ事情で「上」に立つ…引っ張っていく立場になってしまった。
去るものへの惜しみと寂しさ。
けどいつまでもそれを持っていては人を引っ張ってはいけない。
変わらなきゃ。
変わらないと。
そうして変わることが出来た人。

…相葉姫です、すいません(笑)
でもそういう人、たくさんいますよね。
立派だなぁと木更津は尊敬できるわけです。
同時にすごく愛おしくて。
泣いてもいいよって言いたくなる。

たくさん泣いてほしい。貴方は立派に役目をやり終えました。
ありがとう。
幸村が帰ってきた真田に。
それから、もう本当にラストスパートな相葉くんに。


ない頭で考えると熱が出そうになるなー(笑)


パチパチレスです☆またもや遅くなり申し訳ないです…。
8/28 0:53の方>>
初めまして!お話読んでいただけましたか!もったいないお言葉ありがとうございます…!!ステキすぎて困るなんて…こちらこそありがたすぎるお言葉に困ります!!(笑)
またぜひ遊びに来てください。日記の場所特定できたか心配です…分かりづらくて申し訳ありませんでした…。







2007年09月01日(土)
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