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■ 『蛹』
ちょっと背伸びして 君にジャンプしてみる まだ届かない 昨日も今日も 加速をつけて 風を味方に 私は 体操選手のように 宙に舞う
もう少しステップ上手くなったら もう少し自然に 躰ゆらせたら もう少し歌が上手く唄えたら 君の近くにゆけるかな 私はたくさんの夢を乗せて今宵も謳う
次は蝶になって 優雅に舞いたい
きらきらと素敵になれる魔法の星の粒子を 世界中に降らせて
次世代を担う 未来の宝物の 子どもたちの笑顔がみたいから ひとりで考えこんだり 背負い過ぎた荷物に押しつぶされそうに苦しくないかな
そんな時は 怖がらないで 恥ずかしいことなんてないから
SOSの信号を送って
まだまだ 話を聴いたり 真剣に相談に 乗ってくれる 大人や友だちいるから 夢を抱けるように 希望を持てるように私は今日も 言葉を紡ぐよ
ちいさな力だけど ひらひらと 転びながらも 現実に立ち向かい それでも諦めないで 幾つになっても 自分色の空を探せるような 自由自在に この宇宙(そら)を 飛ぶことを
私はやめない 未来の子どもたちと 自分自身のために
風やこの地球(ほし) に 無闇な争いに 子どもたちが巻き込まれないように
世界が平和でありますように願いを込めて
2010年09月23日(木)
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