雲間の朝日に想うこと


< 初めての記念になりますか >


初めて鳴る着信音・・・

彼女からの電話の時だけ、
奏でられる着信音・・・


嬉しくてすぐに携帯に手を伸ばしたけれど、
一言目がなかなか出て来ない。


「ありがと〜♪」


気のせいか?
いつもより少しだけ弾んだ声。


「ついさっき受け取ったの〜♪」


ただ単純に・・・
届いた荷物へのお礼の電話。

けれども・・・
いつもより少しだけ特別な電話。




着信履歴が消えないように、
まめに着信履歴を消している俺・・・


本当に好きな人から届いた、
初めての着信履歴。


2001年05月24日(木)


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< そんな束縛を通す気なのか >


お前とどこかに行きたかった。
けれどそれは叶わない。
それを聞いた友達が誘ってくれた。

その行為にお前は敵意を向けている・・・


「どこかへ行こう」


真っ先にお前に向けた言葉。
それを断ったのはお前自身。

残念な気持ちは否定しないけれど、
都合がつかない事を咎める気はない。


けれども、
自分の言った事への責任は果たすべき。
その時の感情をただ振りかざすのは、
ただの赤子と同じ。

俺の行動に制約を付ける権利は、
お前にはないんじゃないの?

友達との予定に異性が1人でも居る事で、
お前の感情は擁護されるのか?



良いだろう。
俺が謝って折れてやる。

でもそれは、
俺とお前の間の事。

俺の友達に発した敵意は、
決して忘れない。




 「悪くないのに謝らせてごめん・・・」



表面上の言葉なら必要ない。

素直に出てきた言葉なら、
謝る相手が間違ってる。


2001年05月06日(日)


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