本当に、久しぶりの予約だった。 ・・・なーんてことはどうでもいいのだが。人気なのね、やはり 宮部さんの本は。
久しぶりに浸った宮部ワールド、やっぱり基本は温かい。 でもちゃんと言うべきことは言っているし、やっぱりこれは ホラーなのだ・・・・ 亡者が見えるのはそのひとの持つ心の闇に関係する、 なるほどと納得してしまった。 もしワタシなら?どんな亡者が見えるだろう、と思うと ちょっと怖い。
「ただのおちゃっぴいじゃない」おりんが、一所懸命でとても可愛い。 後半そんな娘に引っ張られて開き直る母とのシーンが好きだ。 そして、かわいそうな女の子、お梅。 本当は愛してほしいのに。本当は仲良くなりたいのに。 あかんべえはそんな気持ちの裏返しだ。 きっと成仏していますように。
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2002年07月31日(水) |
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