にゃんことごはん
ごはん



 始まったよ おせちスイッチオン ノンストップ さて今年はどこまで行けるか

毎年書いていますが、我が家のおせち作りのスイッチは、数の子の塩抜きでオンとなります。
塩抜きしたときの塩水を使って、紅白をなますの下ごしらえをします。

引っ越しがあったので既成のおせちを早割りで注文してはいます。
でも、やはり祝い肴ぐらいは自作したい、そのほうがたくさん食べられるし。

大みそか辺りにあわあわしながら、煮物や伊達巻や栗きんとんを作るのも、毎度のことですが、今年もそんな感じになりそうです。
ほんとうは自作したいけれど、過去、挫折した経験のある蒲鉾だけは、高いのを承知で、いいものを購入します。正月だけの贅沢です。

正直、おせち作りは面倒くさいです。
でも、毎年、やっぱり作って良かったと思います。
まあ、リュウが美味しい美味しいと食べてくれるのもありますが、自分でも自分が作ったおせちに、ちょっとほっとしたりします。
面倒くさくても、ちゃんと作って良かったな、と。

今日も、数の子の塩抜きをしながら、お正月のことを思っています。

あと何回、こんな正月を迎えられるのだろうか、と。




2019年12月27日(金)



 クリスマス 一日遅れの祝いか 掃除してたら見つけた靴下 〜&麻婆豆腐のこと〜  

昨日のクリスマス当日は、仕事の後、仕事場の近くにあるカトリック教会に赴きました。

基本、教会の礼拝堂は出入り自由なのですが、昨今の日本ではどうなのでしょう? 教会とは随分とご無沙汰なので、少々の不安を抱きつつ、見つけた建物。ドアを押すと開きました、が、そこが礼拝堂ではなさそうです。
ちょうど、先日リュウのフットサルの試合会場だった体育館を思い起こさせる造りです。

私が知っている教会は、ドアを開けると礼拝堂になっているものばかりだったので、戸惑いました。
外に、この時期お馴染みの厩を再現した飾りつけがあったので、あそこでお祈りして帰るかなと思っていたら、たまたま、教会の方なのかボランティアの方なのか、事務室らしい部屋から出ていらして、私に気づいてくださいました。
「お祈りだけ、させていただきたいと思いまして」というと、2階に礼拝堂があることを教えてくださいました。

20分ほどの短い時間、久しぶりの祈りの言葉を小さく呟いて、教会を後にしました。
そう言えば、私が祈りの言葉を覚えたのは10代のころなので、少々古臭い言葉なのです。今は現代語とでも言えばいいのか、違うことを最近知って、驚きました。
たとえば一番メジャーな「主の祈り」
私が知っているのは「天にまします我らの父よ」で始まるのですが、今は「天におられるわたしたちの父よ」と唱えるところもあるようです。
さらに調べると、同じ「天にまします〜」で始まっても、その後の言い回しが違っているものもあります。

もともと、と言いますか、この原文は新約聖書マタイによる福音書6章9節〜13節にあります。それを翻訳したものなので、意味は同じなのですが翻訳者や時代によって変わるのでしょう。
だったら、原文で覚えておけば良かった、と思ったりもしました。

夕方、荷物が二件届くことになっていたので、小さなお菓子を2つ買って帰宅。荷物を届けてくださる配送会社の担当者さんに「メリークリスマス」と言いたかったというだけで、それだけでは愛想なしなので、お菓子を買ったのでした。思いのほか喜んでくださったので、良かったです。
そんなふうに今年のクリスマスは過ぎました。

そして今日、押し入れの掃除と言うか、適当に放り込んでいた物の片づけをしていたら、失くしたと思っていた靴下の片方が出てきました。間違えて一緒に放り込んでいたようです。
思わぬクリスマスプレゼント?
お気に入りの靴下だったので、凄く嬉しかったです。

そして練ちゃんは、相変わらず昼間は寝ていて、夜中にご飯ご飯と騒ぎます。
体重は変わっていないので、そう心配はしていないのですが、それでも高齢なので不安もあります。
仕事先から帰宅すると、だいたい気配を察して起きてきてご飯ご飯とうるさいのですが、姿を現さないと心配です。
で、猫炬燵を覗いて、半眼で睨まれるという……すみません、起こしてしまって、とまた炬燵布団を戻すのでした。

◇今日のごはん
ここしばらく、麻婆豆腐を食べたいなと思っていました。
ラーメン屋は割と見かけますし、美味しい店もあるのですが、中華屋は少ないという印象です。
一区画というか、一つの商店街に1軒あるかないか?

私の住まう町でも、中華料理は1軒、あとは? 車で移動できる距離にはあるのかもしれませんが。
で仕事先でも、私鉄の駅近に1軒あるのですが、ランチ営業の時間が短く(11時半〜13時とか、せいぜい13時半)なかなか営業時間中に、行けません。

そもそものきっかけは、長野駅の駅ビルに入っているうどんチェーン店で「麻婆うどん」なるメニューを見かけたからでした。
ちょっと心惹かれたものの、そのうち、と思っていたら、月が替わって、メニューから無くなりました。

食べられないとなると、余計食べたくなる心理。
ただ、なんとなくタイミングが合わなくて、買い物を終えて帰宅してから「あ、麻婆豆腐食べたかったんだ」と思い出すという。豆腐は毎回購入していますが、挽肉がない、しかも、そういう時に限って、購入した肉は挽肉にしてしまうのはもったいない感じの、牛肉だったりラム肉だったり、じゃあ、次回、というのを繰り返していました。

で、今日、万全を期して作りました。甜麵醬がなかったので、赤みそを使って、その分、豆鼓を多めに、なんて思っていたら、豆鼓がなくなっていました。
豆鼓(トウチ)は、発酵させた大豆または黒豆で、納豆の乾いたものみたいなものですが、風味があり肉野菜炒めの隠し味にしたり、けっこう重宝します。以前、中華街で購入して冷凍させていたのですが、それが在庫切れ。すぐ、そこのスーパーで、というわけにもいかないので、こちらも諦めました。

ニンニク、生姜、長ネギ、豆板醤と赤みそと、反則ですがコチュジャンとみりんをちょこっと加え(甜麵醬はけっこう甘味が強いので)、あとは花椒(フォアジェ)と呼ばれる中国山椒をたっぷり。
美味でした。

2019年12月26日(木)



 自販機に見つけた謎の缶飲料 いつ手を出すか出さずにいるか

寒いからか最近、以前よりもお腹が空きます。

練ちゃんも同じなのか、弱冠ですが食欲が増しています。でも、運動量は減っているはずだし、だいたい外に出ない練ちゃんは、それほど寒いはずもないのですが。とりあえずメシメシと夜中にも起こされます。
ドライフードはあるのに、大好きなウエットをねだるのです。意識は浮上するものの完全に起きるまでには至らないため、そのうち諦めてドライを食べて、また寝る練ちゃん。
ごめんね、とは思うものの、眠気には勝てません。

明け方に目覚めると、掛布団の上でふかふかの羽毛掛蒲団に埋もれて寝ていたらしい練ちゃんから素早くおねだりされます。私が起きたらわかるように、掛布団の上で寝ているのだろうと思うと、なんだか可愛い。
心臓の薬を飲ませてから、ちゃんとウエットをお皿に出します。
食すなり、炬燵に潜り込んで就寝。私は起床。

まだ暗いうちからキッチンでごそごそと味噌汁を作り、ご飯を食べ、昼食代わりの軽食(サンドイッチやお握り)を作り、防寒対策をして出勤します。

そんな途中。最近、気になっているのが長野駅ホームの自販機にある“麻婆スープ”なる缶飲料。山椒の香りとピリ辛スープ、だかなんだか、そんな説明書きがあります。
コーンスープやオニオンスープは、缶飲料でよく見かけますし、どちらも飲んだことがあります。特にコーンスープは、小腹が空くまでいかないぐらいのとき重宝するのですが……麻婆スープ?

毎日、自販機の前で立ち止まり「やっぱりある、夢じゃないんだ」と確認して、でも買うには至っていません。
明日こそ試してみようと思うものの、もし飲み切れなかったらどうしよう、という不安もあり。

そういえば、今日は、クリスマスイブです。
近くに教会があれば深夜ミサにでも行きたいところですが、小一時間も歩かないと無理みたいなので、心の中だけでイブを祝おうと思っています。
明日はチキンでも買って帰るかな? たぶん安くなっていると思うので。

2019年12月24日(火)



 暮れるのが早い宵闇 早々に 夜に溶け込む 眠りの妖精

山間の土地だからでしょうか、暗くなるのが横浜よりも早く感じます。

早起きをするために、夜は早寝を心掛けているので、暮れてからはあまり部屋を明るくしません。
暗い部屋のなかPCとつないだLEDスタンドの灯りだけで、焼酎のお湯割りを飲みながら蒸し牡蠣(今日の夕飯)を食べています。
PCも夜モードにして、眩しい灯りはカット。

寒い宵も、電熱ラグとひざ掛けでぬくぬくです。
今のところ、まだ空調は使っていません。別に使ってもいいのですが、それほど必要も感じないので。

ベッドルームに使っている南西の部屋には、断熱用のビニールのカーテンを使っています。なので寒い外気は、あまり入ってきません。でもさすがにビニールのカーテンではなぁ、という景観です。
キッチンと居間には、一応、二重にカーテンをかけていますが、キッチンのほうは窓の上半分に断熱シートを貼りました。

半分だけ、というのは、上半分を貼ったところ、あまりの自分の不器用さに絶望したからです。ただ、貼るだけなのに、なんでヨレヨレになる?
本当に不器用なんだと、改めて実感しました。
きちんと計測して、そのサイズにカットもしたのに、貼る段階でヨレヨレ。
居間のほうは……寒さとの闘いになるか?

ここへ来て、冬用小物を購入しました。衣類や小物類を(おおむね貰い物や学生時代からの持ち物で凌いで)ほとんど新規に購入しない私としては、珍しいことです。
というのも、寒いから。今月初旬に、割と楽勝的なことを書いたかと思うのですが、甘かったです。とにかくマジ寒い、というか、痛い。

ニットは、処分しようかなと思っていた物も含め、全部もってきたので服には困らないのですが、足元や指先が半端なく寒い、というか、重ねて言いますが、痛い。
朝早いから余計なのですが。
この際、先のことも考慮して、光熱費を倹約した分で、手袋、雨雪対応の滑り止め付きショートブーツの色違い、下着……と、購入しました。

今年も(去年に引き続き)降雪が遅いと言われている信州ですが、いつでもドンと来い、な布陣となりました。

そして練ちゃんの炬燵も、断熱材代わりのラグを一枚足しました。
まあ、暖かいこと。寒い信州の冬を、快適に過ごしてくれるといいなぁ。
空気は綺麗だし、部屋のなかはそれなり暖かいし(横浜の家のほうが、隙間風もあって、寒かったかも)。

練ちゃんが、気に入ってくれるといいなぁと思った出窓にはまったくもって興味を示してくれなかったので(出窓があったので、当初の予定を変更して、この部屋を借りたのに)、今は小物を飾っています。
いろいろ処分したものの捨てきれなかった、実用的ではない小物類、たとえばビーズで作られた猫、ハートキャッチプリキュアのフィギュア、父が北欧に仕事で行ったときのお土産のガラスでできた動物……など。
今では、ちょっとした息抜きスポットになっています。

まだ処分しきれていない衣類などもあるので、少しずつ片づけていこうと思っています。でも、片付ける端から、物が増えるのは何故?
母の物持ちの良さに(後で片付けようと封印していた段ボールを開けるたびに)ためいきをつく休日です。

2019年12月21日(土)



 怖かった話

零時を過ぎたので昨日の話です。

最近、仕事柄、朝がはやいため21時過ぎには就寝しているのですが、昨日は夕方に物凄く眠くなり、少しだけと思って横になったところ22時までぐっすり。
目覚めて「え? 今何時?ってか、いま、いつ?」みたいな感じでした。
時計は22時を少し回ったところ。あらま、思いのほか、疲れがたまっていたのね、と思ったものです。

で、トイレに行って、また眠るかと思っていたところで、ピンポ〜ン。
インタフォンが鳴りました。

いやいや、宅配便もこの時間はないでしょうと思いつつ玄関に向かい、ドアスコープから覗くも人影もなし。逆に怖い。

その時は、そのまま部屋に戻りました。
で、さあ寝るか、というタイミングで、また、ピンポ〜ン。
今度はインタフォンで「はい?どなた?」と返事するも応答なし。
玄関に向かいドアスコープから覗くも、やはり人影なし。

悪戯? にしては、なんだかなぁ。
う〜ん、と首を傾げていると、また、ピンポ〜ン。
今度は思い切ってドアを開けました。バンって感じに。
でも誰もいません。

ここで、俄かに怖くなり、リュウに電話するものの、忙しいのか寝ているのか、留守電に。

なんなの? いったい、なんなのよ〜、と内心ガクブルしつつ、ふと思い立って、検索してみました「インタフォンの誤作動」。

そしたら、昼夜の寒暖差による結露を原因とした誤作動があるのだとか。
あと、結露を防ぐためにわざと隙間を開けていることもあるため、虫が入って誤作動の原因になることもあるのだとか。

なるほど。納得してみれば、なんてことはないのですが、しばらく怖かったです。で、すっかりめがさめてしまったので起きている深夜、ちょくちょくピンポ〜ン。
もしかしたら、今まで気づかずに寝ていただけで、今までも鳴っていたのかもしれません。

今日、というか、昨夕、早々に眠くなったのは、昨夕届いたマッサージクッションを使ったところ、予想以上に気持ちよかったせいかもしれません。
怖かったのは、気持ちよかったせいか、と思えば、腹も立たず。
ということで、一件落着です。

というか、そういうことに、しておいてください。

2019年12月13日(金)



 冬迎え怖さ半分 山景色、白く染まるか空仰ぎ見る

晴れ時々“雨”ではなく“雪”と予報される信州の冬。
寒いですよ〜と、みんなに脅されています。
“みんな”の内訳は、勤め先の方たち、最近行きつけの飲み屋の方たち、時々(主に練ちゃんの通院で)利用するタクシーの運転手さん……かな?

でもまあ、寒さは対策のしようもあります。外出時も衣類や小物を工夫すればなんとかなる、と強気でいます。
むしろ怖いのは、積雪の後の凍った路面。
蓋のない側溝沿いの道や車通りの多い道を歩くのはやめよう、と今から決意しています。滑って転んで、側溝にはまったり車道に飛び出したり、とか、いやですから。
練ちゃんのためにも(←ここ大事!)怪我なく健康で長生きしなくてはならない身、気を付けつつ“寒い寒いと脅される冬”を楽しみたいと思っています。

信州に引っ越して良かったこと、地酒(日本酒も焼酎もワインも)が美味しいとか、野菜が美味しいとか、その辺は、もう基本的なことですが、私にとって筆頭が空気の綺麗なことと人が少ないこと。
もっとも、人の少なさは地元経済の衰退にも繋がるので、諸手を挙げるわけにはいかないのですが、少なくとも通勤ラッシュに合わないのは、嬉しいことです。一番、混んでいる時間帯でも、ギュウ詰めにはなりません(多少は混みますが、首都圏のラッシュを経験している身としては楽勝レベル)。

私的なことでは、やはりリュウと住まいが近いこと。
遊びに来たり行ったりして一緒にご飯を食べたり、飲みに行ったり、なんてことのほかにも、最近はフットサルの試合を観に行く機会がありました。

彼はフットサルの地元チームに所属していて、仕事の終わった夜や週末、練習や試合に勤しんでいます。

リュウは身体を動かし走りまわっているのが基本形の幼児時代を経て、小4からクラブチームでサッカーをやっていました。高校も大学もサッカー部(同好会ではなく部活、というのが、なんというか)。大学院に進学してサッカーとは遠ざかりましたが、毎日走ったりは、していたようです。
信州で就職してしばらくはボルダリングに嵌まっていたと聞いています。
が、いつの間にかフットサルを始めていました。

仕事の関係で週末の休みが月に1回程度の私ですが、それをリュウの試合日程と合わせ、応援に行っています。ついでに試合会場の体育館の近隣にある温泉施設で湯につかったり、美味しい和カフェでランチしたりと、地元生活を堪能しています。

基本的に観光をするという行動にあまり興味がないため、横浜にいたときも地元のイベントに出かけたのは(みなとみらい、山下公園、中華街、元町とたくさんイベント会場があったにもかかわらず)、リュウが小さかったとき以外、県外の友人に誘われたとか通りすがりに覗いてみたとか、その程度の経験しかありません。
旅行も嫌いではないのでしょうが、好んで行こうとは思いません。
何しろ初めての海外旅行が、ローリングストーンズのコンサートのため。唯一、行きたいと思っている海外はオスロで、それもムンク美術館に行くため、です。

実際には、国内では首都圏以外でも主要都市の多く(札幌、富良野、仙台、金沢、名古屋、大阪、京都、奈良、岡山、倉敷、広島、香川、博多、長崎)、そして海外でもいくつか(ロス、香港、シンガポール、台湾、韓国)訪れていますが、ほとんどが仕事絡みです。あとは、親族が住む地。

では観光嫌いかというと、そうでもなく、いずれも楽しかった記憶しかありません。たぶん、観光とかイベント事に関してまマメではないんでしょうね。
なまじ観光地にいたから「いつでも行ける」と思っていたのかもしれません。

こちらに引っ越すに際して友人たちから「素敵な場所がたくさんあって、観光に最適だね」と言われたのですが、やはりと言うべきか、未だ観光らしい観光はしていません。なんだったら、銀行に行こうとして善光寺通りで迷子になったのが、一番観光客らしい経験だったかも、という情けなさです。
だから余計に試合の応援に行くために遠出をするのが、楽しいというか、一石二鳥というか。

働ける機会があり、さっくりと飲める場所があり、美味しい食材と酒があってご飯が美味しければ、それに増す幸せはない、と改めて思います。

2019年12月12日(木)



 氷点下 ものともせずに早起きし 颯爽と歩く 風切りながら

なあんて具合にかっこいいといいなあ、という願望が、タイトルに表れています。事実に即しているのは「早起き」と「歩く」だけなのは、言わずもがな、いや、言わぬが花?

朝早いので通勤時は寒いです。うっとおしくて手袋を使ったことのなかった私が、手袋必須です。
でも耐えがたい寒さ、ではないのですよね。これからもっと寒くなって、雪が降ったりしたら、また違うのかもしれませんが。

引っ越してきたとき、ガス屋さんに「冬場は浴槽に必ず水を貯めておいてくださいね、循環させて水道管の凍結を防ぐので」と言われ、ビビりまくりましたから。
という話を先日、タクシーの運転手さんにすると「いやあ、でもひと冬に何回もはないですよ」と笑われましたが、ひと冬に一回でも十分じゃい! と内心思ったものです。

そんなこんな、日記をさぼっているうちに、12月になっていました。
10月は台風のあと仕事先もバタバタしたり、忙しくなったり。
あとは、ラグビーでわいわい盛り上がって、そのままフィギュアスケートのシーズンに突入した感じでしょうか。
こちらの生活にも慣れて、フラフラと飲み歩いたりもしていましたし。

練ちゃんは、心臓と腎臓と、時々結石という1年でしたが、結石のほうは落ち着いたようです。そして不思議なことに、心臓肥大と言うほどではなかったけれど、多少、肥大していた心臓が少し小さくなっていました。
腎臓のほうは、緩やかに悪化しています。18歳半という年齢を考えると仕方ない部分もあるかもしれません。
できるだけ進行を遅らせて、身体がつらくないように心地よくいられるように、ただ、それだけです。

相変わらず、猫炬燵を拠点に、気が向くと私の座るソファの隣に来てみたり、寒いだろうに、何故か玄関に寝そべってみたり。
せっかく在来線の特急と新幹線とタクシーを乗り継いで、横浜から旅をしたのだから、長生きしてねと言っています。

◇久しぶりにご飯のこと
最近、鶏の手羽先を、チューリップにするのに嵌まっています。まあ、手間はかかるのですが、キッチンに小型TVを置いて、TVを見ながら手を動かせる環境になったので(昔から、憧れでした。横浜の家はキッチンが独立していたうえ、なぜかポータブルテレビも電波状況が悪く、わざわざテレビ線を引くと、それはそれで面倒だったのであきらめていたのです)、手間がかかるのは問題ありません。

チューリップにすると肉は手羽肉の塊で、それをパクっとイケル便利さ、その際に使わない骨と先っぽでスープの出汁をとると美味しいという。
TVを見ながら、ちまちま作っては、食べています。

そして、土鍋ご飯に目覚めたリュウが、炊飯器を、「使わないから」と、譲ってくれました。
大学院に入って一人暮らしを始めるに当たって私が彼にプレゼントしたものだったのですが、ご飯を炊きながら別添の器を使うと、蒸し物ができるという便利グッズで、朝の起床時間に合わせ炊飯をセットしておけば、ご飯と同時に蒸し野菜が出来上がっているわけです。

あとは、今の季節、リンゴでも齧りながら、チャチャッとお肉なり魚なり焼いて(あるいは、調理済のものを温めて)、つくりおきの水出汁を沸かして、豆腐なりキノコなりワカメなり、なんだったら全部を投入して味噌汁をつくれば一丁上がりです。

休みの日は、もう少しゆっくり、ちゃんと作りますが、出勤日はこんなもんです。で、朝から、がっつり食べます。
高齢者はたんぱく質が不足しがちで、そうすると筋肉が衰えるとか。
まったく運動せず、たんぱく質をあまりとらない人と、ちゃんととる人を比べると、ちゃんととる人の筋肉のほうが、衰えないという説もあるようです。

練ちゃんを看取るまでは死ねないので、衰えないように、食う寝る、適度に遊ぶ?で行きたいと思っています。

2019年12月06日(金)
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