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■ 一日遅れの謹賀新年
数の子と紅白なますと煮ものをつくった年末。
練ちゃんは、少し食欲を落としていて、でも私も手術をしたにもかかわらず、痛みがいっこうにとれない股関節を持て余しながら、なかなか適切なお世話ができず……と嘆いていたら、大みそかに帰宅すると言っていたリュウが、仕事終わりの29日の土曜日夕方に「雪も降り始めたし、サクッと帰っていい？」と。
帰省ラッシュと鉄道の遅れの前に移動しておきたい、と言うことだったらしいです。
で、29日の20時前に帰宅（？帰省？)。
結局、私はおせちづくり、リュウはキッチンの換気扇とか浴室の換気扇とかトイレの換気扇とか、要するに高い位置にあって私が掃除できないところなどを大掃除してくれました。合間に、走りに行ったり、服を見に出かけたり。見ているこちらの目が回りそうでした。
おかげで、さっぱりして迎えた大みそかの夜。
紅白を見て、CDTVを見て。ミーハーな年越しです。
そして迎えた、元旦。も、朝から走りに行くリュウ。
今回の出来合いおせちは、当たりだったようです。
でも、まあ私が作ったおせちもそれなりに活躍。
練ちゃんは、かまってくれる相手ができて、ご満悦。あうあうとおしゃべりしつつ、リュウに甘えていると、抱き上げられ「ほ〜ら、高い高い、がお〜、ひれ伏せ、愚民ども〜。すべての猫に人権を〜、すべての野良猫に御殿を〜」などと遊ばれています。
その姿が、年末に放映された『シンゴジラ』の蒲田くん（ゴジラの第二形態、水棲類から両棲類への進化過程で、東京都の蒲田に上陸したために名付けられた愛称。どことなく、うずくまる猫の様相……なのが、ツイッターで多数確認）のようで、すっかり「我が家の蒲田くん」と呼ばれていました。
そんなわけで、正月2日の今日はネットで『シンゴジラ』『劇場版エヴァンゲリオン破』を見つつ、親子でオタクな会話を交わしていました。
夜は地元の友人たちと飲み会とかで出かけていき、やっとひと息。
精力的に動き回るリュウを見ているだけで目が回りそうになる自分に、しみじみと歳を感じました。若いころは、きっともっと、目まぐるしくバタバタとしながら生活していたはずなのに。というか、生活するためにバタバタせざるを得なかったというか。
なのに、ハードロックやヘヴィメタルを聞きながら、過ごしています。
巻き散らかされたエネルギーを相殺するかのような……正月２日目の夜です。
みな皆様にとって、みな皆さまの猫たちにとって、善き一年でありますように。
2019年01月02日(水)
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