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■ ラブソング ショーちゃんを思い涙して、ニャンちゃんにスリスリとする夜
帰宅して、たまたまつけたTVでラブソングの特集をしていました。
“いわゆる”ラブソングに感情移入できたのは25歳ぐらいまでではなかったかしら、というほど、ラブソングとは無縁な昨今の日々。ですが、カラオケなどで歌うとき、やはりラブソングが盛り上がったりするので、けっこう悩んだりします。
思春期のころ歌に無条件に反応するのは人の性なので、メンバーが自分と同世代前後だったりすると多少は楽なのですが、世代の幅が広かったりすると通用しない技です。 しかも、もともとの音楽の嗜好性が「ラブソング」と世間で呼ばれる歌とはかなりかけ離れているために(実はヘヴィメタル好き)、困ることこのうえありません。 なので、仕事など断れない付き合いの流れでカラオケに行ったりするのが、苦手でした。とはいえ、避けることはできないので、仕方なくその時々の流行り歌をなんとかマスターしようと四苦八苦すること、さて、何年でしたでしょうか。
まあ、そんなある日、気づいたのでした。ラブの相手を人間の男性ではなく、猫にすればいいのだ、と。 そうしたら、まあ、このうえないほど感情移入できることに、自分でも驚きました。
着てもらえないニットを編むアホさ加減も、相手が猫だと思えば、あら不思議、妙に笑える、でも通じない思いにほろ苦さを感じる、切ない歌に。 別れてしまったためにもう会えない「あなた」へに捧げる歌も、「あなた」が亡くなった猫たちだと思うと、思わず涙声になるほど。
それに気づいて以来、恋歌を歌うときは、それぞれシチュエーションに合った猫とのエピソードを思い出すようにしています。 出会ったときのキュンとするときめきとか、大好きな「あなた」とまったりしているときの満ち足りた感じとか、全部、猫との思い出にあるので楽勝です。
仕事先の方にその話をしたら、爆笑されました。
いいじゃないですか。私にとって、猫は大事な家族であり、同時にかけがえなく愛おしい存在なのですから。
2017年01月20日(金)
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