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■ 目覚めると、猫たちの重さで身動きできない、猫飼いあるある
寒いと思ったら、日中は汗ばむぐらいの気温になったり、季節感が迷走している昨今。
おかげで猫用暖房機器(ネコこたつとか、電熱ラグとか)の管理が難しく、寒いと活用される機器も、暑いと無視=無駄に電気を使う(それほどの電力消費ではないですが、出かける前に気象情報を参照して温度設定するも、どんぴしゃとはいかないようで)。
おまけに、明け方の気温が予想よりも低いと、なぜかみんなして私の布団に集まってくるのです。 朝、目覚めて起きようとして、体が起きない……かけ布団の上に、ニャンとレンとチャチャが集合、重い……。 かけ布団の上に集合せずともよかろうに、なぜか集合する……。
猫の気持ちは、わかるようで、わからず、わからないようで、わかったり。
最近、老後の楽しみにとっておいたゲームに手を出しました。 ゲームというのも、面白いものだと思います。子供がはまるのも、よくわかります(私がやっているのは、子ども向けゲームとは異なりますが、ゲームの基本構成を考えると、なるほど、と)。
私は本を読むのが好きです。本を読むことは、教育上、よろしいこととされていたりしますが、我が家は私の本好きのおかげで、本が氾濫しています。こうなると、本を読むことをやたらと推奨するのはいかがなものか、と思ったりします。 女に教育(読み書き)など必要ない、という考え方が否定されない時代もあったわけですから、読書=正しい、ゲーム=邪道、というのも、いかがなものか、と思います。
要は、本であれ、ゲームであれ、仕事であれ、なんであれ、やはり度を越すと、いろいろ支障が出てくる、ということなのでしょう。 でも、度を越すほどのめりこむひとがいて、その世界での花が咲くことも、あります。 ご本人が生きているときには評価されず、死後、名声が高まるなんてこともあったりするので、現生の私が、なにがしかの判断を下すことこそ傲慢、とも思います。
とりあえず私は、猫研究家にも猫科学者にもなれず、ただの猫好きで、猫に振り回されることを嘆きつつ、実は喜んでいたりする変態であることを、自覚しているが故に、猫という話題に冷静になろうと務めながら、果たせないという……要するに、身もふたもない結果を粛々と受け入れる昨今なのでありました、ちゃんちゃん。
2016年11月22日(火)
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