にゃんことごはん
ごはん



 言霊も馬鹿にしたものではないね 前向きになれればいいのだもの

低音感音難聴は投薬の効果もなく、ステロイド剤治療の2クールめ。
なぜかハイになる後遺症を併発。内服するステロイド剤については、精神的な副作用として「落ち込む」ほうが多いらしいけれど、ハイになる症例もあるらしいです。
そこまでオメデタイわけですか、自分。

そんな日々のなか、とあるサイトで「"疲れた"の代わりに"がんばった"と言ったら、前向きになれる」という一文を見つけ、「ほぉ〜」と思いました。確かに、疲れるということは頑張った結果でもあるわけですが、大人になると頑張るのは当たり前、だれも褒めてくれません。
むしろ、責任を伴う分、仕事にせよ家事にせよ子育てにせよ介護にせよ、どれだけ頑張っても「まだまだ」「だめだめ」となりがちです。大して頑張ってはいない、基本が手抜きの私ですら「今日は疲れた」という日は、あります。
ま、褒められてこその成長、自分で自分を褒めてもいいじゃない、という気分になったので、ちょっと実践してみました。

気づいたら「疲れた」はけっこう口にしていたようです、恥ずかしい。
代わりに「がんばった」と口にするのは気後れするので、心のなかで「頑張った」と言い換えてみました。これだけでも、前向きに気分になれるような気がします。
でも、もしかしたらステロイド剤のせいかもしれないので、過剰な期待はしないでおきましょう。

閑話休題

居間の座椅子に敷布団代わりのバスタオルと掛け布団の羽毛の肌がけをセットして、さあ、昼寝をしようとすると、頭部分と足元部分にニャンと練が丸まっている、という週末。
うん、涼しくなったし、その羽毛肌がけはふかふかして気持ちいいし、昼寝には最適ですよね〜と、人間は退却。
ニャンはすっかり元通り。あの夏の10日ほどは何だったの?と思いますが、元気で機嫌よくしてくれているのなら、どうでもいいです。
私が高齢になっているわけですから、猫もそれに応じて年を取っているんだな、と感じる昨今。どうか、痛い辛い思いだけはしないでほしいと祈るように願っています。

急に気温が下がり、虫の声に秋を感じながら、部屋に入ってきたら餌食なんだからね、くるんじゃないよ、と念じる9月の末

■涼しくなったので、リュウのご飯も秋模様

一昨日朝:あんかけ焼きそば、卵スープ、きゅうりとわかめの酢の物
一昨日昼の弁当:サンドイッチ(卵とチャーシュー、きゅうりとチーズ、きゅうりと蒸し鶏)、春巻
一昨日夜:ギアラのイタリア風煮込み(たまねぎ、にんじん、セロリ)、ブロッコリーと甘夏のサラダ(にんじん、きゅうり)、豚しゃぶサラダ(ロメインレタス、ピーマン、貝割れ)

昨日朝:海鮮チャーハン、たまねぎスープ
昨日昼の弁当:チーズとディルのフランスパン、メンチカツ小2個、ブロッコリーとにんじんのソテー、レタスと牛肉ノトルティーヤ巻き×2、オレンジのブリオッシュ
昨日の夜:鳥もも肉のキムチ焼き(にんじん、ピーマン、白菜、たまねぎ、長ネギ)、自家製シナチクときくらげ炒め、きゅうりの酢の物、じゃがいもとかぼちゃとごぼうの味噌汁

今日朝:目ダイの味噌漬け丼(貝割れ、大根おろし)、わかめの味噌汁、オレンジ
今日昼の弁当:ウチキパンのパン3個、韮焼き、しゅうまい、酢漬けきゅうり、アスパラ塩焼き
今日の夜(予定):牛肉のハヤシライス風(たまねぎ、にんじん、まっしゅるーむ、にんにく)、たこのオリーブ醤油煮、サラダ(ロメインレタス、チーズ、にんじん、たまねぎ)、鳥ヤゲンとアスパラ炒め

2013年09月29日(日)



 ニャンふっか〜つ お出迎え久しぶり このまま元気に秋よすぎよ

食欲も戻ってきたニャン。昨日から朝もご飯の催促にやってくるようになり、今日は仕事から帰宅したら、ショーのあとから玄関にお迎えに来てくれました。
今日の晩御飯(餃子、ピーマンとにんじんと木耳炒め(タマネギ入り)、豚肉と長ネギのにんにく炒め ピリからプチトマト添え)を食べるリュウの膝にも、久しぶりに載って得意そうです。

完全復活なのかな。
お気に入りの場所は少し変わったみたいですが、このままいつものニャンでいてくれるといいな。

涼しくなった途端、ショーが私のベッドの足元(何故かいつも足元)で丸くなります。ショーのために寝返りがうてなくても、それはそれで幸せ。
やはり涼しい秋はいいものです。

さて、私はここ10日ほど低音感音難聴を煩っています。
耳が聞こえにくくなるのは、年だから仕方ないね、と諦めていたのですが、この難聴は年代関係なく罹患し、特に「最近、20代30代の若い女性に増えている」という新聞記事を見つけました。
「若い女性? いぇ〜い」とリュウとハイタッチしました。アホです。すみません。

2013年09月19日(木)



 台風が熱気を払うか 過ぎた後 秋の気配の涼風吹くよ

各地に大雨と大風(と竜巻?)をもたらしながら、過ぎていった台風18号ですが、台風一過の蒸し暑さもなく、一気に秋が来たような涼しさです。

あのあと、ニャンちゃんは少しずつ復活していき「目の前に差し出されるご飯を食べる」→「自分からご飯のお皿のところに行く」→「朝、ご飯をねだりに来る」→「ご飯のお代わりをねだる」という過程で、8割5分程度、通常営業に戻りました。
食欲がないのは夏バテだったとしても、ベッド下に引きこもっていたのは、某かのトラブルがあったとも思えるのですが、どうにも判断がつかないのが、歯がゆいところです。
とはいえ、以前と比べると、ぽや〜んとしている部分も残っています。
ようやく涼しくなってきましたし、のんびりと過ごしてくれれば、万々歳。


2013年09月16日(月)



 ニャンちゃんよ ぼけてもいいよ その丸い目で見てくれるなら、いつまでも

(最初にお断り、ニャンちゃんは元気です、そして日記、長いです)

我家の猫一号にして殿であり、大猫リュウの保護者であり、おもてなし猫であり、新入りの躾係であり、実質我家のヒエラルキーの頂点に君臨するニャン太郎に異変が起きたのは、涼しくなる気配をチラ見せした8月が終わり、9月に入ってまた暑さがぶり返した先週の火曜日のこと。

明け方、「ごはん、ごはん」と起こされるのは毎度のことですが、「う〜ん、もうちょっと待ってね」と軽くポンポンをしていなすのも時間によっては珍しくなく、そういうとき猫たちもうにゃうにゃ言いつつエサ係(の私)を監視しているうちに二度寝するのも珍しくなく、特にニャンは私が起きないとなるとリュウを起こしに行くものの、こちらは輪をかけて寝汚い若僧なので、リュウのベッドで朝寝して、朝ごはんが他の仔よりも遅くなる、というのも、珍しくなく……火曜日もそんな朝でした。
だからニャンがご飯に現れなくても、そう気にせずにいつものキッチンのワゴンの上のニャンのご飯場所にカリを用意して、私より遅く出るリュウの朝ごはんと弁当を作り、自分の弁当も作り、出かけました。

夜、帰宅して、いつもの通り、まず最初にニャンの皿にカリを入れようとして、減っていないことに気づきました。そういえば、たいてい迎えに出てくる姿も見ていなかったけ。
でもまあ、そういうこともたまにはありますが、朝のカリが減っていないのは、普通ではありません。もしかしたら、追加の催促をされたリュウがカリを足したのかなと思いつつ、当のリュウは2泊の予定で出かけています。
とりあえず「メシ!」とばかりにスタンバイしているショーと練とキラの皿にカリを入れ、「ニャン〜」と呼ぶと奥から「ア〜ン」と返事が。探すと、私のベッドの下にニャンちゃん。
「どうしたの? おいで、ごはんよ」と言うと、もそもそ出てきて、居間に行き、カリを食べ始めました。
ので、私は汗を流すべく風呂場に。さっぱりして出てきて、さて、と見回すも、またニャンの姿がありません。ご飯のあとはその辺でくつろいで、気分次第で追加のご飯をねだったりするのになぁ、と気になって、「ニャン〜」と呼ぶと、また奥から「あん」と答えが。
またベッド下に引きこもってました。

「おいで」と呼ぶと恐る恐ると言った態で、頭を出しますが、半分ぐらい周囲を警戒しているふうでもあります。昼間、この辺もちょっと揺れた地震があったから、かなぁと思うも、もしかして、朝からベッド下にこもっていたのかも、という懸念も。朝からこもっていたとしたら、丸々一食抜いたことになります。
カリと水を入れた皿を持ってきて、ベッドの脇の置くと、再び食べ始めました。が、やはりベッド下から出てきません。正確には、一度は出てきてベッドの上まで来たのですが、何がどうしたのか、すぐにベッド下に戻ってしまいました。
怪我をしている様子もなく、カリも食べ水も飲んだ後は、ベッド下で眠ってしまいました。

翌水曜日、やはりベッド下に篭城したままのニャン。カリと水の皿を置くと、食べて飲みはしますが、出てきません。と言って、機嫌が悪いというわけでもなく、食事後は毛づくろいをしつつ、まったりしています、ベッド下で。病院に連れて行くのも、とにかく抵抗して大変なのがいつものことなので、機嫌よくしているなら、無理にストレスを与えなくてもいいだろうか、とも思います。
練と喧嘩したか、あり得ないこととはいえショーとトラブッたか、とも思ったのですが、どちらが近づいてきても、そう警戒はしていません。ただ、ただ、まったり……ベッドの下で。
とりあえず、その日は仕事に出かけ、はやる気持ちで帰宅してみると、ニャンは長くなって寝ていました……ベッドの下で。
(昔、そんな歌がありましたっけ、あれは「ベッドの上で」でしたけど)

そんなにベッドの下がいいならそれでもいいけれど、さすがに掃除をしたいと思いごそごそやっていると気に食わなかったのか、ベッド下からスルリの抜け出てリュウのベッドに移動。二段ベッドの上段をベッド、下段を衣服入れにしているそれは、はしごを外していて(リュウやニャンは椅子と本棚を足場に、ヒョイと登れますが)、私にはよじ登ることが出来ません。
これじゃご飯をあげられないじゃないかと泣きそうになりながら、他の仔のご飯を用意して、とりあえず汗を流そうとシャワーを浴びて出てくると、ニャンが居間でカリを食べてました。
「なんだよ、もう〜心配させて」と思うも、ふと気づくと、おしっこしてない? 私のベッド下に篭城してから、おしっこした形跡がありません。とはいえ、結石ができて出にくくなっているときのように、やたらウロウロしてあちこちでおしっこ態勢になるわけでもなし……???

ご飯を食べ、水を飲むと、こんどは居間の椅子の上でくつろぐニャン。
それだけ見ていると、いつものニャンと変わりません。機嫌が悪いわけでもなさそうです。でも、無口。
常に、というわけではありませんが、お腹が空いたとか、水が飲みたいとか、ポンポンしろとか、割りと「ニャッ」「ウニャニャ」「アン」と言った鳴き声で要求してくるのがニャンだったのに、それがありません。呼べば「あーん」とか「にゃーん」とか答えますが、それも仔猫のよう。

とにかく、おしっこしていないのだけが心配で、翌木曜日、ニャンを病院に。久しぶりのキャリーにも抵抗なく、すんなり入り、行きのタクシーの中の待ち時間も、ときどき「あん」と鳴きはするものの、以前のように死にそうな声で鳴き続けることもなく、寛いでいます。
診療室でも香箱を組むニャン。先生の触診にも、ふ〜ん、みたいな顔。
おしっこもたまっていないし(つまり結石ができていない)、外傷や腫瘍も確かめられず、血液検査の結果も異常はなく、強いて言えば腎機能の数値だけはギリギリ上限、でも、規定内、ということは、遠からず、腎疾患の可能性は高いけれど、今現在は、問題なし。
帰宅して、ご飯と水をあげて、食べて飲むのを確認してから仕事へ。
夜は、居間でまったりしている所、目の前にカリと水。とりあえず、目の前にあれば、食べる模様。でも、おしっこは出ていません。

金曜日、居間の椅子でくつろぐニャンに、本当に寛いでいるのか、実は痛いとか辛いとかあるのに、寛ぐ風を装っているのか、じっくり睨んでみたものの、特に気づくこともなく。
その夜、久しぶりにニャンはオシッコをしました。
でも、それ以来、自力でご飯を食べようともせず、でも目の前に差し出せば食べる、日永一日、居間でまったりしていて、ぼや〜としているニャンです。

もしかして、ぼけた? とリュウと顔を見合わせる、ここ数日。

「でも、しんどいとか、つらいとか、そんなふうじゃないから、いいんじゃない?」とリュウは言います。
確かにニャンは、ただぽや〜と寛いで、目の前にご飯が来れば食べる、飲み水があれば飲む、あとは寝てる、という数日を過ごしています。

シャキシャキと家中を監視して回っていた猫一号の面影は、そこにはありません。お客様が来ても、居間のニャンは、ぽや〜としているだけかもしれません。でも、そんなニャンがいつになく寛いでいるふうなのが、リュウも私も、これ以上、医者に連れて行く気がしない、一番の理由です。

呆けたかな? 呆けたわけじゃないけど、もういいや、ってなったかな?

とまれ、ニャンは居間の椅子で香箱を組んで、毎日、ぽや〜としています。
ウチに新入りがくるたび、がんばってくれたニャン、もしかしたら、新入りも来ない、ここ数年、老後はぽや〜と過ごそうと思っていたのかな

ぽや〜とボケ爺さんになったかもしれないけれど、でも、真ん丸い目は可愛くて、猫の可愛さって、ほんと罪作り、と思う今日この頃



2013年09月09日(月)



 ベランダで猫トイレを水洗うよ 夏の熱に抗うが如く

夏は暑くてそれだけでもうんざりなのに、蚊だのハエだの虫はたかるし、物は腐りやすくなるし……でも、週に1回、猫トイレを洗うときだけは、いやあ、夏っていいわぁと思います。ベランダで盛大に水を撒き散らすのも爽快、ほとんど水遊びしている子どもの心境です(それに比べると冬のトイレ洗いは寒くてねぇ……)。

9月に入ったと言うのに、熱帯夜の真夏日。カーテンで断熱しているリビングには直射日光があまり当たらないので穴倉のようですが、とりあえず涼しくて、風がありさえすれば、快適と言ってもいいぐらいです。
そういえば、日本では太陽は恵みの印(だから日本の旗は日の丸なのでしょう)ですが、中東では太陽は忌むべきもの、むしろ月が恵みの印という話を聞いたことがあります。だから、その地の国旗には月をモチーフにしたものが多いとか。
暑い地方では、太陽は恵みどころか人を苛む試練のようなもの。日が沈み月が夜空に浮かぶころ、ようやく昼間の熱から解放され、人心地をつく……、そんな文化もあるということです。

日本もこんな猛暑が続くと、季節感も昔とは変わるかもしれません。

最近、ご飯のことを書いていません。夏の総括として振り返ってみると。

朝ご飯は基本、自家製ナムルもどき(細切り野菜の塩もみゴマ和え)のビビンバとか、メインの具材がその時々で変わる(牛そぼろだったり、とり細切り肉だったり、豚コマだったり)のタコライスとか、冷製パスタとか、それの素麺バージョンだったり、うどんバージョンだったり……要するに「生野菜とたんぱく質と炭水化物を同時にお手軽に摂取できるメニュー」なわけです。

お弁当は、基本サンドイッチ。バターだのチーズだのマヨネーズだのを使ってカロリー補充、自家製コールスローと蒸し鶏、レタスたっぷり生ハム、海老とアボカド、酢漬けキュウリにソーセージ……その辺のローテーションに、ハニートーストといった甘めのメニューをプラスして。

夜ご飯は、帰宅時間が遅いときには、魚介類のマリネとか、豚しゃぶとか、ローストビーフといった消化のいいたんぱく質に野菜をあわせたり、納豆や山芋の千切りといったネバネバ系を付け合せにしたり、それなりに工夫しています。
帰宅が早いときには、それはもう、がっつりお肉お肉お肉、でも、付け合せのお野菜もたっぷり。サラダ、チャンプルとゴーヤも活躍してくれました。
あと、タイの香辛料、調味料は、トムヤムクン、鶏のココナッツミルクスープ、バジルチキン、海鮮の唐辛子炒め……などなど。
忘れてはならない四川風辛さには、豆板醤に中国山椒。豆腐だけではなく、野菜炒めも、風味を増します。

ちなみに、この日記に残しているのはリュウのご飯メニューです。
私自身は、起きたらコーヒーを飲みながら、リュウの朝ごはんと弁当を作りつつ、その一部を自分の朝ご飯昼ご飯として取り分け、夜はリュウのおかずを作りつつ、一部を酒のあてに摘み……という感じです。
と言うと、まるで私が少食なように見えますが、実際には自分のツマミを作っているのか、ご飯のおかずを作っているのか、どっちなの? と言うほど、境界線は曖昧です。
リュウが、酒のツマミみたいなオカズを(それがメインのおかずではないものの)喜んで食べるのは、たぶんに私のせいでしょう。生シラスとミジン切りにしたオクラの和え物が取り合いになるという時点で、絶対、我家の食卓はおかしい、と思います、我ながら(でも、最近のマイブーム、リュウ的にもブーム)。

2013年09月01日(日)
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