にゃんことごはん
ごはん



 布団争奪戦

明け方、私の寝ているベッドにやってきたショーは、珍しく掛け布団の間ではなく、掛け布団と敷き布団の間にもぐりこんできて、丸まった。

あらま、と思ったが、暖かいので私もそのまま眠ってしまった。ちょうどこのとき、私はショーのほうを向くように横向きに寝ていた。
さて、次にやってきたのは、ニャン。いつもの自分がもぐりこむはずの位置にショーがいるのがお気に召さない。と、ショーがズリズリと私の胸のあたりから下腹のあたりに移動した。で、ニャンは満足して丸まった。

次にやって来たのは練々。私にくっつくようにニャンとショーが寝ているもので、「入れないよ〜」と肩に乗っかって鳴く。鳴くだけでなく、私の顎と言わず耳と言わず、舐める。
「ああもう、こっちで我慢してよ」と背中側の布団をめくってやると、そそくさともぐりこんで丸くなった。

かくして3匹の猫に挟まれた私。みんなオス猫だわよ、と思わず笑ってしまったのだが、やがて笑いがひきつってきた。暑いのだ。とてつもなく、暑苦しいのだ。
彼らは一晩中、私と寝るわけではなく、したがって私はひとりで寝ていてちょうどいい暖かさの布団に入っているわけで、そこに猫3匹が加わると……暑い。

結局、起床時間よりも早く起きてベッドを明け渡した私が、負け。もしかしたら、私を追い出すための共同作戦だったのか? と思ったのは、私のいなくなったベッドで伸び伸びとほどけて寝ている3匹を見たときだった。

◆怪我は大したことなくて、元気になるや否や、遊びに出かけるリュウ。しかし、今時暗くなるまで走り回れる場所があって(それなり、場所探しには苦労しているようだが)、一緒に遊び呆けてくれる仲間がいる、というのは、物凄く贅沢なことかも、と思った。夕方、買い物に出たりすると、そうやって遊んでいるリュウと友達に会うことがある。みんな「あ、リュウのお母さん!」と手を振ってくれて、なんとも可愛い。一番、無愛想なのがリュウだったりするのが、おかしい。

24日(月)
* 朝−牛すね肉と野菜のスープ(にんじん、じゃがいも、キャベツ、タマネギ)、ほうれん草入り卵焼き
* 夜−ブロッコリーと茹で豚の中華風炒め(にんにく、しょうが、ナガネギ)、豆腐と海老とナバナの炒め煮、ワカメと大根とザーサイの中華風スープ

25日(火)
* 朝−切り昆布と切干大根の味噌汁、ヒジキ煮、さつま揚げ
* 夜−サーモンの中落ち丼(ナガネギ、大葉、海苔)、小松菜と揚げと鶏ササミの炒め煮、ワカメと桜海老の酢の物、鶏レバーの煮物(ナガネギ)、ブロッコリーとジャガイモのチキンスープ

2003年02月25日(火)



 窓際

南西に位置している我家の居間は、午後になると部屋いっぱいに日が射す。夏は暑くて閉口するが、冬は暖かい。猫たちも、日当たりのいい窓辺でゴロゴロしている。

今日は曇っていたので、太陽の恩恵には与らなかったが、一昨日、区の球技大会でちょっとした怪我をしたリュウが、遊びにも行かず(行けず)居間でゴロゴロしていたので、暖房を付けっぱなしで暖かい。
そして、ニャンと練々が窓辺のソファの背に乗って、窓の外を眺めていた。

と、だらあ、と外を眺めていた2匹が急に居住まいをただすように、座り直した。ピッと前脚を伸ばし、ニャンは長い尻尾をそこにクルリと巻きつける。ヒゲがヒクヒクとしているので、何か面白いものを見つけたのかもしれない。
リュウも気がついて「どうしたんだろう?」と言って、立ち上がって窓から外を見ると、道路を歩いているひとがニャンと練々に気がついて、こちらを見ていたのだそうだ。
リュウが顔を出したので、そのひとはそのまま立ち去ったようだが、多分手でも振ったかしてニャンたちの注意を引いたのだと思う。

しかし、それからしばらくの間、2匹ともピッと姿勢を正したまま窓の外を眺めていた。
同じ姿勢で(体形は多少違うが)並んでいるニャンと練々を見て、「どっちが、多く、歩いている人に手を振ってもらえるか、競争しているのかな」とリュウが言う。ああ、どうして男の子って、こう勝負事が好きなんだろうと思いつつも、「そりゃ、僕に決まってるよ。我家で一番の美形だから。尻尾だって長いし」と言うニャンに、「でも、僕は白くて丸くて(いや、だからそれは、デブってことだよ)オッドアイだもーん」と練々が言い返している様子が目に浮かんで、思わず笑ってしまったのだった。

◆昨日の日記に昨日のご飯を書き忘れた。

22日(土)
* 朝−肉団子と根菜の和風スープ(昨日の残り)、ミックスベジタブル入りオムレツ
* 昼−うどん(揚げ、ナバナ、ネギ)、さつま揚げ(ハモ天、あご天)
* 夜−茹で豚のマスタードソースwithほうれん草のソテー(にんにく)、鰤カマと大根似(こんにゃく)、千切り山芋の酢の物(大葉)、豆腐と揚げの澄まし汁

23日(日)
* 朝−鰤カマと大根似(昨日の残り)、卵焼き、ナバナとネギの味噌汁
* 昼−ラーメン(キャベツ、茹で豚、ネギ)、ほうれん草の胡麻和え、さつま揚げ(ジャコ天、ゴボウ天)
* 夜−湯引きハモwithワカメの梅和え、切干大根(揚げ、切り昆布)、牛肉サラダwithゴマ醤油ドレッシング(レタス、ブロッコリー)、大根とマイタケの澄まし汁

2003年02月23日(日)



 暖房機の上、攻防戦

寒い季節になると、今の暖房を入れる。床置きタイプのものなので、奥行き20センチ長さ120センチほどの天板部分がほんのり暖かく、人気スポットとなる。

冬の始めは、ニャンの特等席だった。時々、あみっちも一緒になってのっかっていた。たまに、ショーが狭そうに端っこのほうにいたりすることもあった。
ところが、年が変わって気づくとポッポの指定席になっていた。ポッポが乗っかると他の子の入る隙間もない。ジュリナが無理やり割り込もうとして、ズリ落ちたりしている。

それで落ち着いたかと言うと、もちろんそうではなく、隙を見てはニャンがまた乗っかる。たとえば、ポッポがご飯やトイレやらで暖房機の上から降りると、尻尾ふりふり出かけていく。戻ってきたポッポはしばらくニャンを見つめているが、諦めてあんかの入った隠れ家に引き上げる。
が、ニャンが降りると、おもむろにポッポが隠れ家から出てきて、すかさず乗っかる。

目下、この攻防戦に他の猫は参戦していない。

◆やっぱり風邪をひいた。喉にくる風邪で鼻と咳が一時、ひどかった。ようやく治りつつある、という時期に、今度は腰をいためた。年寄りって、しょっちゅうどこかしら痛かったり悪かったりしているが……。若いのは「気持ち」だけで、体がついていっていないということか、と思うと、ちょっと悲しい。

17日(月)
* 朝−クラムチャウダースープ(あさり、タマネギ、ニンジン、マッシュルーム、牛乳、パセリ)、トマト入りオムレツ
* 夜−鮪のやまかけ丼、豚肉とザーサイとナバナの炒め物、切干大根の酢の物、麩と朧昆布の澄まし汁

18日(火)※学校行事のお手伝いで遅くなってしまったので、公園で遊んでいたリュウと待ち合わせて、ご飯を食べに行った。
* 朝−大根と揚げの味噌汁、鱈の味噌漬、ほうれん草の胡麻和え
* 夜(外食)−マグロとアボガドのサラダwithゴマドレッシング(サニーレタス、トマト)、焼き鳥(軟骨、砂肝、ネギマ、手羽)、鶏皮の唐揚げ、ポテトとチキンのグラタン、ガーリックチキンライス

19日(水)
* 朝−トマトと卵とキャベツの中華風スープ、ヒジキ煮(揚げ、ニンジン)
* 夜−おでん(大根、牛すじ、こんにゃく、ハンペン、さつま揚げ、つみれ、がんも、厚揚げ、じゃがいも)、鶏手羽のにんにく醤油焼きwithレタスと貝割れのサラダ

20日(木)
* 朝−おでん(昨日の残り)、ワカメと卵のスープ(ゴマ)
* 夜−肉団子(豚挽き肉、ニラ)、おでん(昨日の残り)、鶏と野菜のスープ(ニンジン、ブロッコリー、カブ、カブの葉)

21日(金)
* 朝−鶏と野菜のスープ(昨日の残り)、ヒジキ入り卵焼き、ゴボウとツナのサラダ(ゴマ)
* 夜−帆立の刺身、千切り山芋の梅和え、葉タマネギのぬた(桜海老)、切干大根(揚げ、昆布)、肉団子と根菜の和風スープ(豚肉&ニラ、じゃがいも、にんじん、れんこん、大根、ネギ)

2003年02月22日(土)



 今日も雨降り

日中、日が射さない今日のような日は、居間のあんかと独り用やぐら炬燵と私パソデスクの足元のミニホットカーペットが人気。

あんかは、以前TV台になっていたボックスを利用した猫用隠れ家に置いてあって、そこではたいていポッポとジュリナが寄り添って寝ている。両方とも半分以上あんかからははみ出ているのだが、それはいいらしい。
独り用やぐら炬燵では、キラリンが丸くなっている。時々、ニャンも潜り込んでいたりする。

ミニホットカーペットの主はあみっちで、そこにニャンがいたりショーがいたり練々がいたりする。この4匹が揃うと、私の足の置き場所がなくなったりする。
たまに、ジュリナやキラリンがここにいたりする。ニャンやショーや練々はあみっちと折り重なるようにして暖をとっているのに、ジュリナやキラリンは、必ずあみっちから離れた位置にいる。ちょうど猫1匹分ぐらいの隙間を開けて、あっちの端とこっちの端で寝ているのだ。
くっついたほうが暖かそうなのに、わざわざ間を開けて寝ている。よほど、相性が悪いんだろうなと思ったりする。

◆風邪なのか、ノドが痛い。そして、目が痛い。どうも最近、風邪をひくのと目が痛くなるのがセットになっている。風邪をひくとビタミンB群を消耗するというが、そのせいかもしれない。

15日(土)
* 朝−サバの塩焼き、ポテトサラダ(キャベツ、にんじん、たまねぎ)、豆腐とセリの味噌汁
* 昼−うどん(鶏肉、ナガネギ、しいたけ、ほうれん草、卵)
* 夜1−ハンバーガー
* 夜2−ハヤシライス(牛肉、タマネギ、トマト、にんじん)、ブロッコリーと海老のサラダ

16日(日)
* 朝−焼き餃子(豚挽き肉、ニラ、白菜)、ヒジキ、ワカメスープ
* 昼−餡かけ固焼きそば(豚肉、ナガネギ、ニンジン、チンゲンサイ、キクラゲ、タケノコ、ザーサイ)、もずく酢、卵とほうれん草のスープ
* 夜−サーモン刺身丼(スリゴマ、大葉)、ナバナと揚げの炒め物、大根サラダ(桜海老、三つ葉)、昆布と椎茸の煮物、アサリの澄まし汁

2003年02月16日(日)



 黒猫にまつわる、あれこれ

世間はバレンタインデー。今年は金曜日だから、カップルにとっては嬉しい采配かもしれない。

バレンタインデーとはなんの関係もない我家の猫。
学校から帰ってきたリュウが「ねえ、黒猫を見ると目を閉じて、15歩後ろに下がらないといけないんだって」と言う。「何それ?」と聞くと、「そうなんだって」。

前を横切ると不吉とか、悪魔の使いであるとか、黒猫にまつわる迷信は多い。
やはり「黒」という色が連想させるイメージや、暗がりで目だけを光らせている黒猫を見たひとの驚きといったものが、関係しているのだろう。

前にも日記に書いたことがあるかもしれないが、全身にまったく白い毛のない黒猫というのは、ほとんどいないそうだ(特に雑種の場合)。
というのも、かつて黒猫は不吉だと言われた時代が長く続いた時(欧米では魔女裁判が典型的)、全身真っ黒な猫は忌み嫌われ、魔の使いとして殺されたりした。が、どこかわずか一箇所でも白い毛があれば、黒猫ではないということで見逃してもらえたのだそうだ。
そうやって生き残ってきたのが黒猫なので、どんなに全身真っ黒のように見えても、ちょこっと白い毛が生えていることが多いのだとか。我家の黒猫ポッポは、喉のところと後ろ脚のところに、ほんとうに猫の爪の先ぐらいの白い毛が生えている。

さて、黒猫を見たら15歩下がる、というのは初めて聞いた。これはいったい、何がもとになっているのだろう?

◆リュウは、学校でチョコレートを貰ってきたようだが、いくつ貰ったとか、だれに貰ったとか……一切、教えてくれない。ま、子どもなんて、そんなものだ。

12日(水)
* 朝−鮭ハラスの塩焼きwithブロッコリーとトマト炒め、じゃがいもと揚げの味噌汁(ナガネギ)
* 夜−チンゲンサイと豚肉炒め(ニンジン、きくらげ、しいたけ、タケノコ)、鮪のやまかけ(刻み海苔)、レンコンと麩の酢の物、ワカメともやしのチキンスープ

13日(木)
* 朝−豚汁(豚肉、ニンジン、じゃがいも、チンゲンサイ、ナガネギ)、ミックスベジタブル入り卵焼き、昆布の佃煮
* 夜−海老フライwithポテトサラダ(キュウリ、タマネギ、ニンジン、コーン)、カボチャの煮物、たらこ、キャベツとワカメのチキンスープ

14日(金)
* 朝−トマトスープ(豚肉、タマネギ、じゃがいも)、鮪とキャベツのサラダ(マヨネーズ、スリゴマ)、ブロッコリーのチーズ焼き
* 夜−薄切り牛肉とキャベツ炒め(ナガネギ)、カボチャのサラダ(キュウリ、クリームチーズ)、セリの胡麻和え、メカブと卵の中華風スープ(タケノコ、ニンジン、にら)

2003年02月14日(金)



 雨降り

夕べから雨が降っていた。ほんの少し春の匂いのする雨で、みんなベランダに出て、水溜りの匂いをかいだりしていた。

最近、練々がよく布団に潜り込んでくる。
掛け布団の上にどっかり乗っかって、鳴く。まるで「入れてよ」と言っているみたいだ。で、掛け布団をちょっとあげると、もそもそと潜り込んできて丸まる。
そのうち暖かくなってきて、ほどける。狭いったらない。

◆食事をしていたら、リュウがポンポンと私の肩を叩いた。「何?」とリュウのほうを向くと、ちょうど突き出していた人差し指がほっぺたに……。もちろん、そのためにリュウは肩を叩いたのだ。そういえば、そんな悪戯が流行ったことがあった、と思いながら大笑いしてしまった。「受けた?」と満足そうにしながら、リュウはご飯を食べていた。まったく、親で遊ぶんじゃない、と言いたいところだったが、大笑いしてしまった手前言えなかった。

10日(月)
* 朝−鮭の塩焼き、キャベツとタマネギの味噌汁
* 夜−鶏とナッツとブロッコリーの中華風炒め(にんにく、しょうが)、鱈ちり(豆腐、大根、ナガネギ、しめじ)、ワカメと鮪の酢の物

11日(火)
* 朝−鶏雑炊(ネギ、ワカメ、にんじん、三つ葉)
* 昼−ホイコーロー(豚肉、キャベツ、ニンジン、キクラゲ、タマネギ、にんにく)、卵とセリの中華風スープ
* 夜−ハヤシライス(牛肉、タマネギ、トマト、ニンジン)withブロッコリー、コーンスープ

2003年02月11日(火)



 高いところ

猫は高いところが好きだ。
追いかけられてタンスの上に逃げたはずなのに、高い位置から見下ろすと優位に思えるのか、急に偉そうな態度になったりするのが、おかしい。

我家の高いところは、キッチンの食器棚の上、私の仕事部屋の作り付け本棚の上、洗面所のタンスの上、和室の天袋が主なところだ(たまに、開いたままのドアの上というのがあるけれど)。
そして高いところが好きなのは、圧倒的にニャンとキラリンだ。次点であみっち、その次ぐらいがショー。

食器棚は、ワゴンから冷蔵庫の上経由で行ける。洗面所のタンスは洗濯機経由。私の仕事部屋の本棚は、パソコンデスク経由、和室の天袋はその下にある開きの扉をダダダとよじのぼらないといけない。
そんなわけで、だいたい身軽な連中が好んで高いところに潜む。
つまり、ポッポ、ジュリナ、練々は、身軽さという点で、いまひとつなため、高いところに上がれないのだ。

そして高いところ好きなキラリンは喧嘩をするくせに、あみっちを追いかける。ショーも、すぐあみっちにちょっかいを出して追いかける。そして、そのうち彼らがあみっちに追いかけられて高いところに避難する、というのが、よくあるパターンだ。

ニャンだけは、追いかけられてというよりは「ひとりになって、のんびり寛げるところはないかな」というふうに、ウロウロした挙句に高いところに上って、落ち着くというのが多い。やはり何かと気苦労が多いのだろう。

◆歯が痛い。先日、詰め物が取れたので歯医者に行ったら、なんと先生のご父君がなくなって、急遽延期になったのだ。しばらくは大丈夫だろうと思っていたのだが、どうした具合か、ちょっとモノを噛んだだけでいたい。だからと言って、ほかの歯医者に行くというのも気が進まない……やれやれ。
しかしこればっかりは、どうしようもない。
我家も祖母がいよいよあぶないかも、というので、しばらく落ち着かなかったのだがそちらは持ち直した。とはいえ年も年なので、いつ何があってもという状態だ。何しろ、祖母の長女である私の母のほうが先に逝っているのだ。喪服の用意だけはしておかなければなあ。

8日は、リュウが通っている学校のサッカー部の練習試合だった。休日出勤の先生方、ご苦労さま、という感じ。週3日の朝練だけのチームだけど、みんな頑張っていた。リュウはほとんど出ずっぱりで走り回っていた。さすがに疲れたみたいだったけど、その割には気分良さそうだった。

5日(水)
* 朝−雑炊(卵、ネギ、マイタケ)
* 夜−豚キムチ炒め(ナガネギ)、八宝菜(海老、イカ、チンゲンサイ、タマネギ、にんじん、ピーマン、きくらげ、タケノコ)、ワカメと白菜のスープ

6日(木)
* 朝−里芋と揚げの味噌汁、八宝菜(昨日の残り)
* 夜−餃子(豚挽き肉、ニラ、白菜、しいたけ)、鶏肉のトマト煮込み(タマネギ)、モヤシとワカメのスープ

7日(金)
* 朝−ミックスベジタブル入り卵焼き、茹で豚とサラダ菜のサンドイッチ
* 夜−マーボー春雨(ひき肉、しいたけ、ナガネギ、キクラゲ)、豚肉と小松菜の炒め物(にんにく)、ワカメとジャコの酢の物、シメジと蕪の澄まし汁

8日(土)
* 朝−マーボー春雨丼(昨日の残り+ご飯)、ほうれん草の味噌汁
* 昼1−チーズバーガー、フライドポテト
* 昼2−ハヤシライス(牛肉、タマネギ、ニンジン、トマト)
* 夜−鮪丼(大葉、のり)、菜の花からし和え、山芋千切りの梅和え、サラダ菜と揚げのサラダ、蕪とワカメとジャガイモの味噌汁

9日(日)
* 朝−鮪とブロッコリーのサラダ、トマトスープ(豚肉、タマネギ、ほうれん草)
* 昼−ラーメン(キャベツとナガネギと豚肉)
* 夜−肉団子(合挽+ナガネギ)のムングダール餡かけ、ニンジンとシメジの炒め物、菜の花と鶏ササミの酢味噌和え、春雨とニラとワカメのスープ

2003年02月09日(日)



 暦の上では春なのに

相変らず寒い。例年に比べて今年は寒いような気がするのだけど、単に私が年寄りになって寒さに弱くなっただけなのか、それともほんとうに寒いのか、よくわからない。

寒いので、夜になると猫たちはミニホットカーペットや電気あんか、リュウのベッドや私の布団で暖をとる。たまに浴槽の蓋の上にもいたりする。

寒くなるとニャンのオシッコの出が、たまに悪くなる。あれこれ心労の多いニャンのことだから、ストレスと寒さの二段攻撃がよくないのだろう。たまに私の布団が被害にあうので、洗濯しづらい冬用羽毛布団を使えない。仕方なく羽毛肌がけ2枚に夏用布団をかけて寝ているのだが、これはこれであったかい。
そして、この2枚の羽毛肌がけ布団の間でショーが寝る。なんでか掛け布団の間でないとだめなのだ。

明け方ごろ、目を醒ました猫たちが私の寝ている和室に巡回にやってくる。たまに、あみっちが一番上の夏布団と二番目の羽毛肌がけを挟んでショーと寄り添って寝ていたりする。練々がこれをやろうとすると、ショーは唸って追い払う。
ポッポは私の顔を覗き込みはするが、折り畳みベッドの上には乗らず窓から外を見て、また去っていく。ジュリナやキラリンは、朝方、和室に来ることは少ない。たいてい、ぬくぬくしながら眠っている。
ニャンは、たまに巡回のついでに私の布団に潜り込んでいく。しばらく私の手を舐めたり自分の前脚を舐めたりして、ふいっと思い立ったように出て行く。
そしてショーは私が起きるまでずっと、掛け布団の間で丸まって寝ている。

◆昨日、2月3日は節分だった。今年は吉方巻きを食べ損ねた。もっとも、あれも関西ののり屋さんだか寿司屋さんだかが発端だ、という話を聞いたことがある。関東では、ここ2、3年の間にコンビニを中心に広まっているような気がする。

2日(日)
* 朝−卵とワカメの雑炊、ソーセージ
* 昼−うどん(ナガネギ、揚げ)
* 夜−カキフライwithポテトサラダ(レタス、タマネギ)、カボチャの煮物、麩とワカメの味噌汁

3日(月)
* 朝−ブリの塩焼き、キムチ、じゃがいもの味噌汁
* 夜−もやしとニラとハラミの炒め物、鶏の竜田揚げwithサラダ菜、切干大根の酢の物(切り昆布、にんじん)、白菜と揚げの澄まし汁

4日(火)
* 朝−もやしとカルビと卵丼、白菜とワカメの味噌汁
* 夜−豚肉とほうれん草のトマト煮withサラダ菜、里芋と麩の煮物、ワカメと蕪の酢の物、タラとネギとマイタケの澄まし汁

2003年02月04日(火)



 今年は今日が春節らしい

お天気だけど、寒い日が続いている。

そして我家の近所にある中華街では、今日が春節、つまりお正月だ。
日本でも昔は旧暦を採用していたから今ごろが正月だったんだろうな、と思う。時代モノなどを読むときは、よくそうやって頭のなかで季節を変換したりする。忠臣蔵の討ち入りの日である12月14日(だっけ?)は今の1月中旬ぐらいだったのかな、とかね。

中華街では、青年会や中華学校の生徒たちが演じる獅子舞やパレードがあったりする。リュウはメンバーには入っていないが、リュウの学校からもパレードに参加するグループがあるらしい(中華学校との交流が盛んなので、その縁で)。

その中華街、歩いているとけっこう猫を見かける。どこかのお店で飼われている外猫かな、という感じの小綺麗な猫もいれば、公園で見かける野良猫よりも小汚い猫もいる。この前、てっきりこれは野良だろうと思っていた猫が、私と一緒にとある店(飲食店ではない)にススッと入って行った。どうやら、その店の飼い猫だったようだ。

あの猫たちは、この週末の人出と魔よけの爆竹に辟易しているんじゃないかな、と、日当たりのいい窓辺で寝くたれている我家の猫たちを見て、ふと思った。

何しろリュウが学校の社会の時間に習った知識によれば、年間でTDLよりも多い人数が中華街を訪れるのだと言う。確かに週末の人出は相当なものだし、大晦日(これは日本の暦の大晦日のこと)や今日のような春節、夏の関帝誕などのお祝いの日など、ラッシュ時のターミナル駅なみに混む。
平日の昼間は、案外のーんびりした町なだけに、みんなどうしているかな、などと思ったのだが。中華街育ちの猫たちだから、爆竹の音にも慣れているのかもしれない。

◆中華街には、よく行く。食材を買うために行くのと、その向こうにある区役所に行くために通り抜けるのと、そのさらに向こうにある大型書店に行くために通り抜けるのが大半……いや8割ぐらいを占めているだろう。
ご飯を食べるために行くのは、たまにPTAの集まりの後のランチやリュウの通っている学校の学年交流お食事会が多い。リュウと一緒に行ったりもするが、週末はどちらかというと中華街とは別方向にある中華屋さんに行くことのほうが多い(人出を避けて)。それも、リュウが地元のサッカークラブに入ってからは、機会がぐんと減った。

さて中華街のランチ。何しろ安い。
だいたい600〜850円前後で、一品(麻婆豆腐とか、鶏肉と銀杏炒めとか、海老チリとかetc、etc)+ザーサイやシュウマイ2個程度の小皿もの+ご飯+スープ+デザートだ。東京で勤めていたころ、まあ、時代もバブルだったりもしたのだが、ランチといえば1000円をくだらなかったことを思うと、ちょっと感慨深い。
PTAの集まりの後、数人で行ったりすると、そういうランチメニューを人数分、種類を変えて頼む。あれこれ楽しめてお得だ。多人数だと、ご飯もミニお櫃でくるところが多い。

これが幹線道路一本と川一本と裏道一本を隔てた元町になると、850前後〜1500〜円になる。1500のあとに〜がついているのは、タイプミスではなくて、本格フレンチの店などのランチ5000円、8000円といったようなものがあるからだ(いや、中華街でだって昼間からお一人様ン万円コースを食べることはできる。できるけれど、ランチメニューとは言っていない……はずだ)。

でもこの近辺のお店についてはマニアがいるから、私の知らないランチメニューもたくさんあるだろう(だいたい、普段の私のランチは、お茶漬けとか昨日の残りのナントカとか冷蔵庫に残っているカントカだ)。地元の人間よりもそういう人のほうが、妙に詳しかったりするあたりが、なかなか楽しい。

1月31日(金)
* 朝−モツ鍋雑炊(昨日の鍋の残り)
* 夜−モヤシとニラと牛レバー炒め、ポテトサラダ(タマネギ、ニンジン、キュウリ)、ワカメと麩と生牡蠣の酢の物、セリと揚げの澄まし汁

2月1日(土)
* 朝−ミックスベジタブル入り卵焼き、ソーセージ、キムチ
* 昼−タイ風ビーフン(豚肉、ナガネギ、マイタケ、ほうれん草、香草)、ワカメと小ネギの中華風スープ(ゴマ)
* 夜1?−チーズバーガー、ポテト
* 夜2−ハヤシライス(タマネギ、牛肉、トマト)

2003年02月01日(土)
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