にゃんことごはん
ごはん



 よいお年を

毎年、年末は風邪をひいてダウンするのだが、今年は早々に、風邪を引いたから大丈夫かと甘く見ていたのがいけなかった。金曜日あたりから、ヤバイなあと思っていたら、やっぱり昨日になってきましたよ、恒例の年末風邪。嬉しくないなあ。どうせなら、年末ジャンボに当たってほしいものだ。

でも、障子は張り替えたし(襖はボロボロのままだが)、居間のサイドボードを動かして掃除もして(ついでに、ネズちゃん玩具を10個余り救出)、お節も半分だけつくったから、もうヨシということにする。

猫たちは年末だろうが正月だろうが関係なく、気が向いたら寝て、気が向いたら起きて食べて、気が向いたらポンポンをせがみにくるのだ。私も来年は猫のように、気ままに暮らしたいものだ(え? 今でも十分、気ままにしているって? トホホ)。

では、みなさま、よいお年を。



2001年12月31日(月)



 大掃除

カーテンを洗って、窓や網戸を洗った。半分以上、リュウがやった。私は命令しただけ。なぜなら、私は司令塔だから頭を使うのに忙しいのだ。(実は、なんだか知らないが、腰が痛いのだ。これが腰痛というものなのだろうか)

掃除機をガーガーかけていたら、みんな逃げていった。ポッポ以外は……。
ポッポはやっぱり、クーカークーカー寝ていた。こうやって書くと、いかにも図体と同じく図太い猫のように思われるかもしれないが、実は、とても繊細な赤ちゃんなのだ。猫缶が(みんなに食べられてしまって)ない、というだけで、この世の終わりが来たのかというぐらい、さめざめと泣くほど繊細なのだ(食い意地がはっているだけ?)。

◆気がついたら、今年も余すところ2日。おいおい。お節の用意を何もしていないじゃないか。紅白なますは、つくって3日目ぐらいが一番おいしいっていうのに、もう。掃除なんかしている場合じゃないね。

* 朝−焼餅、ミックスベジタブル入りオムレツ、蒸しどりとベビーリーフの味噌マヨネーズ和え、大根と揚げの味噌汁
* 昼−ラーメン、キャベツと豚肉の味噌炒め
* 夜−サヨリと鯛の刺身、焼きトマト、大根のサラダ、豆腐と春菊の味噌汁

2001年12月29日(土)



 炬燵

例年になく早く、クリスマス前に炬燵を出した。目下、炬燵はみんなの人気だ。

一番炬燵に入っているのはショー。なぜか炬燵がけとカバーの間に挟まって寝ていることが多い。
ポッポもよく炬燵で寝ているが、何しろデカいので半分ぐらいスペースをとられてしまうのが難だ。ジュリナは炬燵よりもミニホットカーペット派で、あまり入ってこない。
あみっちとニャンは、たまに気が向くと入ってみる、という感じだ。
キラリンは、遠巻きに見ているだけで中には入らない。突然、出現したこれは何?と思っているのかもしれない。

◆リュウの机の前の棚を片付けた。片付けというのは、不要なものを処分する作業なのだと、つくづく思う。いや、問題はリュウの部屋ではなく私の部屋の本の山……。

* 朝−焼餅、卵雑炊
* 昼−ワンタン、蒸し鶏、レタスとベビーリーフのサラダ
* 夜−ネギマ鍋(マグロの頬肉、ネギ、春菊、しんたけ)、トマトとハムのブロッコリーの温サラダ

2001年12月27日(木)



 鈍くさい

キラリンが、あみっちしか登れない居間のドアの上まであがった。

「おぉ!」と拍手をした途端、シッポをピンと立てて得意そうにしていた。
……のだが、あとがいけない。降りられないのだ。降りようとするのだが、なぜか、でんぐり返しをしそうな感じで……。
キラリンも、いやあ、困ったですぅ、といった雰囲気で、しばらくドアの上をウロウロしていたが、やがて意を決して降りて(落ちて?)いった。やれやれ。

その後、あみっちが、ダダダッと登って、同じ勢いでダダダッと鮮やかに降りていくのを見て、やっぱりキラリンはどこか鈍くさいのだと笑ってしまった。

◆掃除をしようと本棚を片付けながら、ついつい古い本を読みふけってしまった。
だめぢゃん。

* 朝−ベーコンとホーレンソウのサラダ、ジャーマンポテト、クラムチャウダースープ
* 昼−鶏の胸肉の香草焼き、ハツとクレソンの炒め物、ベビーリーフのサラダ、ワカメと卵のスープ
* 夜−あんこう鍋(あんこう、みず菜、ネギ、マイタケ、豆腐)、生春巻き(レタス、春雨、蒸しどり、香菜)

2001年12月26日(水)



 クリスマス本番

本番というのも、変なのだが。なんとなく、24日はイブ(前夜)、25日が当日という気分。

我家のニャンコたちにササミをあげたのだが、どういうわけか、みんな無視。それより、猫缶くれ〜な感じ。どうして?(涙)

◆今年も残すところ1週間を切った。早いなあ。歳をとるわけだ。

* 朝−焼餅、ハムとキャベツのサラダ、豆腐とネギの味噌汁
* 昼−牛丼、レタスとジャコとトマトのサラダ、掻き玉汁
* 夜−トンカツ、ニンジンと里芋の煮物、大根のサラダ、ワカメの味噌汁

2001年12月25日(火)



 Merry Christmas!

いやあ、年末ですね♪
というわけで、連日連夜、遊び歩いておりました。いえ、自慢できる所業ではございませぬが。

今日は、クリスマス・イブなので、家で大人しくしている。
実は、私はミッション・スクールの出身で、私自身は信者ではないけれど、今は亡き両親は洗礼を受けたカソリックの信者なのだ。
なので、イブに遊び歩く気分には、さすがの不良おばさんの私も……ちょっと。

私の母の実家は仏教(何宗なのかよくわからないのだが、とにかく仏教なのは間違いない)で、母は、なぜか、キリスト教の洗礼を受けた。だいぶ、後になってから、なぜ洗礼を受けたのか、その心境を聞いたときに、母はこう語った。
「だって、仏教だと、親より先に死んだ子どもは、賽の河原で石を積まなくちゃいけないじゃない。そんなの嫌よ」
子どものころ、私はすっご〜く体が弱かった。母はきっと、何度も自分より娘の私が先に死ぬことを思ったのだろう。

まさか、それだけの理由とも思えないのだが、まあ、そういうわけで母はキリスト教徒になってしまった。
でも、親より先に死んでしまったのは、母だ。
母の母(つまり、母方の祖母)は、かなりボケてはいるが、まだ健在だ。

私は、クリスマスになると、いつも思うのだ。
母が、賽の河原で石を積む羽目に陥らなくて、ほんと、よかったよな、と。


2001年12月24日(月)



 抱っこ

抱っこの好きな子と、そうでない子がいる。

我家で抱っこ好きはニャンぐらいだ。ポッポもジュリナも甘ったれの割には、抱っこは嫌がる。多分、でかくて重いせいで、うまく抱きかかえられないから、だと思う。
ショーは、抱っこするとすりっと逃げてしまう。あみっちは、はなから抱っこなど、させてくれない。

で、ここへ来て。新たな抱っこ好きが現れた。キラリンだ。自分から、抱っこしろとせがむぐらい、抱っこ好きのようだ。ちなみに、ニャンもキラリンもキジトラだ(ニャンは白が入っているけれど)。キジトラだから? んなわけないか。

◆新しいお仕事先の担当者さんが、どうやら同年代だということが判明。ストーンズとビートルズだったらストーンズ派とか、ウッドストックとか水野英子さんのファイヤーだとか……懐かしいネタで盛り上がってしまった。
リュウは12月も半ばを過ぎたのに、やっぱり半そでTシャツだ。今日も、帰ってくるなり「あつい!」と上に着ていた長袖を脱いで半そでになり、チャリを立ちこぎして遊びに行った。ため息をつきながら、長袖の上にフリース+ジーンズ地の半コートを着て買い物に行く母だった……。

* 朝−ベーコンとピーマンのオムレツ、焼きトマト、豆腐と青菜の味噌汁
* 夜−ブリの照り焼き、豚肉とベビーリーフのサラダ、ホタテのチーズ焼き、いんげんの胡麻和え、カリフラワーのクリームスープ

2001年12月19日(水)



 抱きつかれ……

夜のご飯の用意をしていたら、チョイチョイと足に触って催促された。
ああ、またショーが……と思いながら、「はいはい、ちょっと待ってね」と返事をしたら、いきなりガシッと抱きつかれた。キラリンだった。
キラリンは私のふくらはぎに抱きついたまま、みんなのご飯の用意が終わるまで、ぶらさがっていた。
そんなに、おいしそうだったからって……(涙)。

◆やっぱり加湿器を買おうかしらと思案中。洗濯物程度では、おいつかない乾燥具合のような気がしてならない。空気清浄機と一緒になっているのって、ないかしら。

* 朝−ソーセージ、鶏肉と豆腐とレンコンの味噌汁、いくらおろし
* 夜−ベーコンとマッシュルームとじゃがいもとにんじんのチーズ焼き、ホタテとベビーリーフのソテー、大根といんげんの澄まし汁


2001年12月17日(月)



 ゴミ漁り

うっかり、ダシをとったあとの鰹節をそのまま鍋に入れたままにしてしまった。
……ら、気づいたときには、鍋はキッチンの床にひっくり返っていた。
おまけにナマゴミを入れているダストボックスの蓋が、ちゃんと締まっていなかったらしく、引っ張り出された鶏の骨が散乱していた。

みんな、おいしそうに口の周りをペロペロしている。
そんな出がらしや食べ残しの骨で……と思うと、複雑な気分だった。

◆さすが年末というべきか、何かとあわただしく、昨日、何があったか何を食べたかさえも定かではない(単に健忘症?)。ここ数日の間のヒットメニューは、タコのガーリックバター焼きだった。これでもか!と言うほど、にんにくを入れるのがコツ。
で、リュウは家のなかでは相変わらず半そでのTシャツで(さすがに外に出るときは長袖を一枚はおるが)。見てるだけで寒くなるので、やめてください。お願いだから。

* 朝−ジャガイモとニンジンとハムのミニグラタン、焼トマト、ソーセージ
* 昼−昆布とインゲンと揚げの卵とじ、納豆、ほうれん草とベーコンのサラダ、シメジと椎茸と豆腐の味噌汁
* 夜−大根と大根葉と揚げの煮物、ブリのお刺身、メカブの酢の物、レンコンとニンジンとゴボウと麩入りチキンスープ

2001年12月16日(日)



 きららちゃんの兄弟

昨日、あみっちとキラリンが対照的、という話を書いたのだけど、そう言えば、カーテンのぼりも、あみっちは楽勝、キラリンは途中でポテンと落ちるという具合で、それを見るたび「野良には向いてないよ、キラリン」と言いたくなる。

キラリンが足に大きな怪我を負ったのは、野良にしては人懐こくトロかったからかもしれない。でも、だからこそ、真っ先に保護できた、とも言える。
あみっちを保護したときは、ものすごい風邪ひきで鼻は詰まり眼は目やにで塞がり、ご飯もあまり食べられなくて弱っていた。そうでなければ、あみっちを保護することは不可能だったと思う。

行方不明になったキラリンの兄弟は、多分、みんな死んでしまったのだろう。
キラリンを抱っこしていると、まるで兄弟猫とじゃれるように、私の手に噛み付いたり、猫パンチをしたりする。でも、決して痛くなるほどは噛んだり叩いたりしない。そんな姿を見ていると、時々、泣けてくる。

◆毎月恒例、お腹の痛い日が始まった。どうりで、このところやたらと眠かったわけだ。というわけで、今朝は起きられませんでした。気がついたらリュウは、ご飯を食べ終わっていた。
このところ、頂きものが多い。蜜柑、リンゴ、ハーブティー、コーヒー、お菓子。リュウは毎日、ホクホクしながら蜜柑を食べ、リンゴを食べ、好みのハーブティーを飲んで、お菓子を食べる。優雅だなあ……まったく。

* 朝−キムチ各種、昨日の残りの澄まし汁、ニンジンジュース
* 夜−クリームシチュー(鱈、ホタテ、むきエビ、ブロッコリー、インゲン、にんじん、じゃがいも、マッシュルーム)、豚ばら肉とトマトの炒め物、ベビーリーフのサラダ

2001年12月12日(水)



 甘えん坊のあみっち

もともとが野良だったあみっちは、非常に警戒心が強く、かつすばしこい猫だ。
そして、根っからの家猫ショーやポッポやジュリナ、捨てられ猫ではあったけれど、多分、野良経験のあまりないだろうニャンとは、行動パターンがちょっと違っている。
見ていて、非常に凛々しくカッコイイ女の子だ。まあ、美形でスマート、という見た目も影響しているんだろうけれど。

でも、よーく見ていると、もしかして一番の甘えん坊はあみっちかも、と思うことが多々ある。
まず、ほとんどひとりでは寝ない。特に寒くなると、必ずだれかのところにくっつきに行く。そこがギュウギュウでも、絶対に割り込む(なぜか、必ずお尻から割り込むのがおかしい)。
ジュリナ以外の、だれのこともペロペロする。率先してペロペロするというよりは、自分のこともペロペロしてね、とねだっているように見える。
私のところにポンポンをねだりに来る回数が、一番多い。自分が甘えているところに、他の猫が来ると追い払う(これも、あみっちだけ)。
ポンポンしているとき、うっかり途中で手が止まると、ペロペロ舐めて催促する。

見た感じの印象とこのあまえっぷりの落差が可愛いところだ。おまけに、自分の気が向かないときは、そっけないことこの上ない。
多分、男性が女性を指して「猫のような=魅力的」と形容するのは、あみっちのようなタイプなんじゃないかな、と思ったりする。

♪きららちゃん♪
同じ元野良の女の子であるキラリンは、あみっちと対象的だ。ころんと丸い体形もそうだし、人懐こくスリスリするところや抱っこされても嫌がらないところなども対象的。走り方も、あみっちの直線的な走り方と比べると、なんとなくポテポテした感じがする。早いことは早いのだけど、転がっているというか(笑)。
人間の女性のことも、タヌキタイプ、キツネタイプと呼んだりするけれど、キラリンは間違いなくタヌキ、あみっちがキツネだな。

◆毎年、正月は妹一家(5人)が我家に来るので、おせちを大量につくるのだが、今回は、一番上の男の子が高校受験、二番目の男の子が中学受験で来れないそうなので、手抜きをすることにして黒豆や昆布巻き、きんとんを注文した。リュウとふたりでは、減らないからだ(特に甘い系のもの)。
酢の物や焼き物は、そこそこ減るので作ろうとは思っている。
ああ、大掃除もしなくっちゃ……と思うばかりで、なかなか。

* 朝−トマト入りオムレツ、茹で豚とブロッコリーの温サラダ、豆腐とゴボウとインゲンの味噌汁
* 夜−豚肉とブロッコリーとシメジの炒め物、切り昆布の煮物(ごぼう、にんじん、大根、揚げ)、コンニャクの炒り煮、里芋とエビといんげんの含め煮、大根と小松菜の澄まし汁

2001年12月11日(火)



 冬晴れ

気持ちよく晴れたけれど、風が冷たい。

ベランダの窓を開けたが、みんないそいそと出て行って、そそくさと部屋に入ってきた。寒かったのだろう。結局、日当たりのいい窓辺にズラリと並んでゴロゴロしていた。

12月になると、ニャンが初めてやってきた日のことを思い出す。
人見知りせず物怖じせず、すぐにネズミのおもちゃで遊び始め、トイレも一発で覚え、壷のなかに入ってクルクル回っていたりして。なんとも、可愛い子猫だった。
夕飯が済むと、ひとしきり一緒に居間で遊びソファで丸くなって寝てしまう。
その後、リュウと私が部屋に引き上げると、たいてい九時すぎぐらいに、うにゃうにゃ言いながらやってくるのだ。まるで「どうして、僕が寝ている間に、みんないなくなっちゃったんだよ〜。寂しいじゃないかよ〜」と言っているようだった。
そして、リュウの布団に潜り込んで寝るのだ。
今、思い出すと蜜月のような毎日だったなあ(笑)。

♪きららちゃん♪
どうも、キラリンは抱っこが好きらしい。それも、抱っこされて歩き回るのが。嬉しそうに、キョロキョロしている。

◆この前、お餅を買ったのだが、これがおいしい。リュウはご飯と餅を食べて学校に行く。

* 朝−雑炊(昨日の鍋の残りで)、焼き餅、ソーセージ、焼きトマト
* 夜−ネギトロ丼、ギャラとキノコ汁(マイタケ、シメジ、しいたけ、ネギ、里芋、大根、にんじん、ゴボウ)、寄せ豆腐、ベビーリーフとササミタタキの酢味噌和え

2001年12月10日(月)



 年の瀬

買い物に行ったら、正月用品の予約用紙をもらった。そうか、年末か……。

やっぱり今年は例年よりも寒い。暖房を入れている時間が長い。みんなミニホットカーペットの上でギュウ詰めになっている。仕方ないので、リュウ用に買ったあんかを出した。

♪きららちゃん♪
最近、キラリンをよく抱っこする。ただし、前から手を出すと狩られるので、後ろから。だっこをすると、私の手を舐める。視線が高くなるのが嬉しいのか、キョロキョロしていて、嫌がったりはしない。ヒョイと首を伸ばして、私の口元を舐めたりする。子猫のときのニャンと、そっくりだ。やっぱり、キジトラ猫は人懐こいのかもしれない。

◆昨日、一惠さんのところでおいしい豚汁をご馳走になったもので、我家でも何か汁ものをつくろうかね、ということで、結局、ほうとうをつくった。リュウの食欲は、夜には戻ってきて、鍋にした。なんだか、昼も夜も同じようなメニューになってしまった。

* 朝−卵雑炊
* 昼−ほうとう(かぼちゃ、じゃがいも、こんにゃく、にんじん、だいこん、ネギ、しいたけ)
* 夜−寄せ鍋(鶏肉、ホタテ、エビ、水菜、にんじん、だいこん、ネギ、マイタケ、豆腐)

2001年12月09日(日)



 うちの子、よその子

猫を飼っているひと、というのは、よその猫を見ると、「あ、うちの○○ちゃんと一緒」「似ている」などと言うものらしい。

ふと気づくと、リュウを相手に私も、猫雑誌を見ながら「ねえねえ、これって、ニャンちゃんに似てない?」、散歩をしていてサビ猫に会うと「ジュリナと同じだー」とやっている。今日も、買い物をしていたら商店街に黒猫がいて「ポッポだあ」と盛り上がってしまった(笑)。

今日は、親サイト『CAT'S EYES & CAT'S HANDS』の川口さんのお宅にお邪魔した。おいしいキムチやお弁当のある韓国食材のお店があって、そこでお昼ご飯を仕入れて。夏に会ったときには、まだ子猫子猫していたジャムちゃんが、あみっちぐらい大きくなっていた。

で、懲りずに「ジャムちゃんって、細長いところと逆三角の顔で目の大きいところが、あみっちみたい」「ジーコって、ショーちゃんと似ているよね」とやったのだ。アインちゃんが元気だったので、ちょっとほっとした。私の膝にも手をかけて「ねえねえ」とやってくれて、感激。ゴマちゃんは「可愛いねえ、いい子だねえ」と言うと、いつまでも撫でさせてくれる。ミュウがお気に入りのリュウは、ベッドのところで一緒になってコロコロしていた。

◆今年は、寒くなるのが早いような気がする。けれど、夏も暑くなるのが早かった割に8月に入って気温が下がったからなあ。リュウが久しぶりに乗り物に酔って、帰宅してからも食欲がなく、夜は雑炊になってしまった。ちょうど、トリガラで取ったスープがあったから、それを使った。

* 朝−ドリア、蜜柑
* 昼−お弁当いろいろと川口さん作の豚汁
* 夜−卵雑炊

2001年12月08日(土)



 こっそり

寒くなると、日の当たらない朝はミニホットカーペット、日の当たり始める昼前からソファが、みんなの寝場所になる。

今日はひとりがけのソファにショーとキラリン、二人がけのソファの左右にニャンとポッポ、ジュリナは窓際、あみっちはピアノの上だった。ニャン、ショー、あみっち、キラリンは真ん丸くなって寝ているのだが、おデブなポッポとジュリナは丸くなれず、半ばほどけているのがおかしい。

♪きららちゃん♪
丸くなって寝ていたキラリンが、ひとねむりした後、むっくり起き上がったかと思うと、隣のソファで寝ているショーの様子を窺っている。どうするかな、とそのまま見ていたら、そーっとショーのところに行って、しばらくまた眺めていたが、やがておもむろにショーにくっついて丸くなった。ショーは一瞬だけ「ん?」という感じで、薄目を開けたが、そのまままた眠ってしまった。

◆空気が乾燥している。洗濯物がよく乾くが、私のお肌もよく乾く。

* 朝−納豆、キムチ、ソーセージ、焼きトマト
* 夜−グラタン(鶏肉、カリフラワー、ブロッコリー、インゲン、マッシュルーム、玉ネギ)、スモークサーモンのサラダ、卵スープ(ニンジン、マイタケ、タマネギ、チンゲンサイ)

2001年12月07日(金)



 雨降り

朝から雨が降って、寒い一日だった。さすがのリュウも長袖ジャンパーを着て出かけた。頼むから、半そでTシャツ一枚はやめてくれ。もう、12月なんだから。

ニャンはリュウのベッドに潜り込んで、午後中ずっと寝ていた。まあ、みんな似たようなものだけど。そして、なぜか夜中に突然ショーが走り出した。非常にエキサイトしていた、ひとりで……。どうしたんだ? ショー? そのあと、私の肌がけと掛け布団の間に入り込んで寝た。

♪きららちゃん♪
最近、お腹が空くと「足元スリスリ+口だけ開けて声を出さないで鳴く」攻撃をする。撫ぜ撫ぜも抱っこもさせてくれるようになった。撫ぜ撫ぜすると、ゴロゴロ言ってシッポを振ってくれる。うぅ……かわいい……。

◆どこも悪くないはずなのだが、なんだか、いまひとつ調子が出ない。

* 朝−納豆、ソーセージ、焼きトマト
* 夜−カニチャーハン、餃子、ザーサイと豚肉炒め、卵スープ

2001年12月06日(木)



 最近、あみっちがおとなしい

我家の猫たちの最年少だったあみっちだが、キラリンが来てから最年少の座を譲ったせいか、最近、大人しい。
相変わらず朝は、愛の頭突きをかましてくれるが、あとは、ひっそりと寝ていることが多い。

代わりに、ニャンやショーは、なんだか楽しそうにキラリンと追いかけっこをしている。てめーら(=ニャン&ショー)、若い女の子のほうがいい、とか言うんじゃないだろうーな? え? と、つい、すごんでしまう私だった……とほほ。

♪きららちゃん♪
日々、楽しげに走り回っているキラリンだが、このところ、なぜか私の足の指の匂いをしきりに嗅ぐ。美味しい匂いがするんだろうか? 謎だ。

◆このところ、どうも料理の勘所が狂っている。困ったもんだ。

* 朝−プチトマト入りオムレツ、ソーセージ、ベビーリーフのサラダ、じゃがいもとニンジンとタマネギとチーズのスープ
* 夜−鶏肉とながねぎの炒め物、ピーマンの肉詰め、レンコンのハサミ揚げ、いんげんのソテー、メカブと麩の澄まし汁

2001年12月05日(水)



 ショックな出来事

糠をかき混ぜようとしたところで電話がなって、うっかりそのまま電話に出てしまった。
けっこう長引いた仕事の電話が終わり台所に戻ったら、蓋を開けたままだった糠漬けの容器ごと、布巾を漂泊中の洗面器にさかさまに……。
誰が犯人だとは、言わないけれど……あまりのショックに立ち直れない。


2001年12月04日(火)



 ねずみのおもちゃ

今朝、起きてきたリュウが、「ママ、僕の部屋の小物入れの下から三番目の引出しが開いていてね」と言った。朝ご飯の支度をしながら、ふんふんと聞いていると、「でね、そこにしまってあったネズミのおもちゃが、なくなっていた」。
リュウが学校に行ったあと、掃除機をかけていたら、出てくる出てくる。ネズミのおもちゃが、サイドテーブルの下、洗面所の下、ドアの影。

だれが引出しをあけたのか、だれが中からネズミのおもちゃを出したのか、謎だけど。まあ、ニャン、ショー、あみっちの誰かだろう。
こういうことにかけては、あみっちが一番得意で、以前、夏祭りの景品かなにかでもらったスーパーボールを、全部、あみっちのおもちゃにされたもので、蓋つきの陶器にしまっておいたら、その、決して軽くはない蓋をあけてしまう。しかたがないので、上に本を載せて重しにしたら、本に頭突きを食らわしてどけて、蓋を開けて取り出している、という場面を目撃したことがある。

日中は、みんなしてネズミのおもちゃを取り合って遊んでいた。

♪きららちゃん♪
キラリンもネズちゃんは好きみたいで、ショーがお尻をフリフリッとして狙っているのを、横からかっさらっていった。呆然としていたショーが間抜けでおかしかった。

◆ようやく味覚が戻ってきた。寒くなってくると、温かいものがおいしい。スープ類、オーブン料理が増える。

* 朝−ブロッコリーとトマトの鱈のチーズ焼き、キャベツとチンゲンサイとにんじんとソーセージのシチュー
* 夜−豚肉とピーマンとタマネギの煮込みwithクリームパスタ添え、スモークサーモンとベビーリーフのサラダ、ブロッコリーとカリフラワーの温サラダ

2001年12月03日(月)



 おめでたい日?

今日は朝からドタバタとしていたもので、雅子さまご出産のニュースを夜になるまで知らなかった。新しい命が生まれるというのは、どんなときにも厳粛で喜ばしいことだ(こんな時代だからこそ、かな)。

うちに来てしばらく洗面所にこもっていたジュリナが、ようやっと居間に出てくるようになったころ、ジュリナのお腹の毛は、なぜだか、とても薄くなっていた。ほとんど、毛がないような感じで……これは、自分で舐めすぎて禿てしまったのだろうか、とずいぶん気になっていた。夏場は、まあ涼しくてよかろう、と思っていたのだが、季節が秋に向かうにつれて、また気になっていた。
が、修羅場で二週間ほどゾンビになっている間、すっかり、そのことを忘れていた。今日、ふと思い出してお腹をさわってみたら、見事なサビ毛に覆われていた。
無闇矢鱈に甘えなくなったことと、何か関係があるのだろうか。

♪きららちゃん♪
この前のチーズに味をしめたのか、私がご飯の支度をしていると調理台に乗ってきて、食材の匂いを嗅ぎまくる。お願いだから、包丁の前に鼻面を突き出さないで、とヒヤヒヤしてしまうのだった。

◆味覚の戻りは五分、といったところ。ところで、板前さんやコックさんなど、調理を仕事にしている人たちは、風邪を引いたりすると困るだろうなあ、と思った。みなさん、どうやって乗り切っているのだろうか? 素朴な疑問だ。

* 朝−納豆、ソーセージとベビーリーフのサラダ、大根とオクラと麩の吸い物
* 昼−ゆで豚マスタード添え、トマトとブロッコリーの温サラダ、卵とメカブの中華風スープ
* 夜−イカ明太子のパスタ、エビとカリフラワーとインゲンのクリーム煮、プチトマト

2001年12月01日(土)
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