消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1925年04月30日(木)

習慣を変える
パターンをかえる
型を変える
くせを変える

自分の中の
固まった部分を変える

やわらかくして
別のかたちに変える

その季節が来た


1925年04月29日(水)

からだをほぐしていると
すべてが繋がっているとわかる

どんな小さなパーツでも
存在理由がある
それぞれが要かもしれない

そんなことを思う


1925年04月28日(火)

人は何とか追いついて
ワクチンの恩恵を受けられる
生活も徐々に戻るでしょう
ただ考え方や価値観が変わった
ずっとサンミツの呪縛から
出られない気がするし
不要不急という言葉は
行動だけでなくモノにも思う
自分にとっての贅沢ってなんだろう


1925年04月27日(月)

師範というのは
姿勢を教え正す人なのですね

姿勢というのは形であり
向き合う態度であり
気持ちなのですね

今日気持ちが正された思いです

環境とものからの
支配について学びました


1925年04月26日(日)

体をしなやかにするために

こころも軽くする


ため込まず

言葉を見つけて

吐き出すこと


1925年04月25日(土)

明るい目をしていたね

澄んだ目をしていたね

まっすぐ見ていたね


きれいな目だったね

暗い顔をしていなかったね


ひとりのインドの男の子

ひとりのトルコの男の子


1925年04月24日(金)

石ころを転がしても
いつかは止まる

ぶつかるものがなければ
自分が止まりたい場所に
おのずと止まる

そこが安定するから
きちっと止まる

凸凹石でもきちっと
風に揺らぐことなく


1925年04月23日(木)

今日のストレッチは
とても効いた

からだはすべてつながっている
そのことを実感した

最近のマイブーム
筋膜リリースの勉強


1925年04月22日(水)

何かに長けていたい
そう思っていた頃もある

今は
腕前よりも
何でもしてみたい

見たことを
自分でも体験してみたい


1925年04月21日(火)

番宣の幟はためく黒つづら
残しゆきたる山姥の影

それはあなたです


1925年04月20日(月)

コロナ前
にぎやかな往来を見て
楽し気と感じた

今は
何かうごめく恐ろしいものに見える


1925年04月19日(日)

自分に起きた出来事でなく
自分の内を振り返る

潜んでいるものを見つけ
生まれたものを知るために

ただ頬杖をつく
昔とかわらず

天窓を開けて呼び込む夜気は
きりきりと冷たい
外は暗くて哀しい


1925年04月18日(土)

未来に夢を持たないって
やっぱり哀しい

怖れしかないって
意味がない

けれどエセはいらない
しあわせごっこはお断り

今泣いても
明日は小さないいことがあると
思っていたい


1925年04月17日(金)

いままで
自分を見つめる言葉
奮い立たせる言葉
鎮める言葉を
おくところ
自分へ伝えるところ
そう思っていた
泣くための言葉は外して

でも今日は
自分と泣こうと思う

泣くのと怒るのはたぶん裏表
昔はよく泣いていた
泣かないようにしてから
怒ることが多くなった気がする

怒るより
泣いてる方がいいかな
その方が楽かな

怒る方が
きっとエネルギーを使ってる
泣いているときは
エネルギーをためていってるのかも


1925年04月16日(木)

なぜか重吉ばかり思い出す

桃子をどんなに愛しく

切なく思っていただろう


志高き人の話より

胸にこたえる


1925年04月15日(水)

雨ですね

ゲンキ出ません

脚痛む


1925年04月14日(火)

遠くへ行く道を眺めるより

今ここを

広く見ようと思う


1925年04月13日(月)

おだやかに生きる

おだやかに暮らす

おだやかに接する

おだやかに眠る

帆かけ舟暮らしで


それが目標


1925年04月12日(日)

人の記憶に
穏やかに残る言葉で伝えたい
いやな記憶になってしまったら
封印されることになって
意味をなさない


1925年04月11日(土)

人に会いたくなくて
拒否していたので

にっこりすることを
忘れたのだと思う


1925年04月10日(金)

したいことでなく
しなければならないことを
考えてしまう
何をしたいかでなく
何をしなければならないかを
どうしたいかでなく
どうしなければならないかを

そんな教育を受けてきた気がする
ふとそんなことを思った

でもよく考えてみると
自分の若いときは
大人にずいぶんぶつかっていった
結構やってた
したいことしてた

自分が大人になって
人とぶつからないように
しているだけ

したいことをするのも
したくないことはしないのも
しなければならないことをするのも
大人の決断だ

したかったことも
いつかすればいい


1925年04月09日(木)

記憶の中のこと

ひとの大切なものを
煙にしてしまった罪悪感は
ずっと消えない
というより罪です
罪を犯したと思う


1925年04月08日(水)

そういえば
今年は花びら餅を食べていない
と気づいた
大好きなのに
買ってなかった

年末年始元気が出なかった
おめでたい晴れやかな気持ちでなかった
それで忘れていた

今頃残念がってもね
自分で作ってみようか


1925年04月07日(火)

今気づいた
ほしかったもの
したかったこと
今もほしいもの
今もしたいこと
いくつでも出てくるから
まだまだ捨てたものじゃない
生きるための
原動力はあるでしょう

巣ごもりだって
できることはいくらでもある
楽しむこともできる


1925年04月06日(月)

上るのでなく

進むことを選べばいい


目の前の

その道をゆけばいい


遠くのわたしに

天窓より


1925年04月05日(日)

声をあげて
熱弁しないと
伝わりませんか

胸に届く一言は
もっと小さな言葉だったり
しませんか

みなが恐れていること
みなが待っていること

あなたの言葉で
安心できるのに


頼れる言葉が
ありません


1925年04月04日(土)

いろんな思いが溢れて
絡まって
ごちゃごちゃになって
ほどけなくなった
そういうことだよね

もういいよ
そのままでいい
絡まってほどけなくなったまま
そのままおいておこう

それでいいよ
許そうよ


1925年04月03日(金)

恨みごとを
解消しようと掘り返しても

崩せはせずに
いつまでも鮮やか

詮無いことと悟って
もう埋めよう


1925年04月02日(木)

準備に時間を割くのなら
現場で必要な都度する方が無駄がない
という人もいるけれど

資材の不足や機材の不調は
出てからでは遅い
屋内での準備は
失ったり汚したりせずに済む

下準備できることは
屋内で済ませてから出た方がよい


1925年04月01日(水)

脚の痛みで眠れず
長い夢を見た

頼んでいた大きな2段のケーキを
お店に受け取りに行くと

箱では冷蔵庫で保管が難しいだろうからと
バラバラで渡された

スポンジ2台
ホイップされたクリーム
間に挟む山ほどのいちご
いくつものブーケになったフルーツや花

なんだこれ?
家でデコレーションしろと?

家に帰るとダレダレ状態
届けるのに間に合わないよ

どうしようと泣けてきたら
コロナのためパーティーは中止となって
夢から出た

なんてリアルな夢だろう
ほっとして 泣けた

届けたかった人に
ずっと会えないでいる




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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