消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1925年03月31日(火)

立てたキャラの
レベル設定は難しいのだろう

いかに期待にこたえ
翻し意表を突くか

そこに手腕を磨き
楽しんでいるのだろう


1925年03月30日(月)

わたしだけの奥の手を

こっそり使って息をしてきた

君には使えない


1925年03月29日(日)

日が落ちた後
山の方はまだあかい
空はまだ藍色

眩しく輝く細い月があった
山の向こうにはまだ日があるのだ


1925年03月28日(土)

仄暗い森奥深くひそむもの
黒い毛をまとう獣なのか
人里離れた人なのか

生き物を追わず
ベリーをつまんで眠るだけ

訪れる小鳥を仰ぎ
かすかに笑んで挨拶する

降り続く雨の日は
うろにこもるか岩場に逃げる
陽が射せばまた歩き出す

縄張りを出ず
明日は何に出会うのだろう


1925年03月27日(金)

逃れられぬ苦なら
軽くなるように
考えなくて済むように

受け入れる

天の罰として
恵みとして


1925年03月26日(木)

なぜ人をあてにするの
なぜ人にしてもらおうとするの

自分を肯定できるのは自分
自分の行いこそが自分を肯定する
自分の行いを以てして自分を肯定できる

行わなければ誰が自分を肯定してくれるというのか
何もしないでいる自分を誰かが肯定してくれるのか
何もしないでそれを待っているのか

行動しなければ肯定は得られない
行動なしで肯定だけもらおうとしても無理なこと

自分を肯定できないという言葉のウソ
泥がつくのも汗をかくのも
恥をかくのも傷つくのも逃げているくせに
恐れるだけで何も行動していないくせに

行動なしのオトナを私は肯定しない
動けよ 
汗したあとで言え

言葉はかわると思う


1925年03月25日(水)

園庭から聞こえてくる
小さい人たちの声に和む

友達を励ましたり
掛け声だったり
仲間を誘ったり
なだめていたり
そんな拙い言葉たち

子どもが周りから
学んでゆく言葉
大切なことだと思う


1925年03月24日(火)

今年のミモザは
開花が早そう

すでに準備が整って
小さく黄色くなっている

女性の日に
ふわふわと間に合うだろうか
教えてくれたあの人に届けたい


1925年03月23日(月)

ろうそくの炎
ランプの灯
ひとりの焚き火

手をかざせば輝いて
きっと頬も輝いている

ぽっとともる
小さなぬくもりが
気持ちをあたためてくれる


1925年03月22日(日)

あたたかくて

春のようで

公園には

ママとちいさな子が

たくさん遊んでた


1925年03月21日(土)

復活できた気がする

わたしはあなたの疫病神
と平気で思えるから

そして
あなたはわたしの疫病神と


1925年03月20日(金)

ニュースを見ていて
疫病神という言葉を
ふと思う

少し若いときなら
軽い気持ちで使ったと思う

今この時代に
重くて使えない

死に神に近い


1925年03月19日(木)

そろそろ
リハビリを終わっても
いいみたいなので
必要な時はすればいいし
今のところ大丈夫
通院はいやなので
お休みしようと思う


1925年03月18日(水)

どんな最期を望むか
痛みや苦しみがあっても
穏やかな気持ちで
平穏な気持ちで
満ち足りていなくても
静かなほほえみを持てること
きっとそれは
まなざしに出るでしょう


1925年03月17日(火)

日常の平穏は
水面みなもを風が通る景を見るように
さざ波がきらきらと光を返す
そんなもの

風もなく波もなくは
淀んできっと溜まるだけ

小さな何かは絶えず起こる
涙をもって 
それでも穏やかに眠れること


1925年03月16日(月)

揚力は

向かい風で生まれる

だったよね?


1925年03月15日(日)

その人は
したかったことを
やっと手に入れたのかもしれない
捨てることと引き換えに
そう見える

それは仮面舞踏会

でもいつかきっと踊り疲れるでしょう
そう思う


1925年03月14日(土)

感謝という言葉がすっと出た
そのことがうれしい

自分をほどけば気持ちが軽くなる
そのために記す

暮らしは小さなことの重なり
どの一つもきっとだいじな流れ

かけた言葉も記した言葉も
笑顔で振った手も


1925年03月13日(金)

日常がここにある

それぞれの人がその日を刻む

普段の暮らしが続く

それなりのこころの平穏がある

そのやり取りがある

まだまだ頑張って生きてゆける

そんな気持ちになれる

感謝がある


1925年03月12日(木)

今日の夕日も
ほんとに大きく赤々と燃えていた
冬の気持ちはしなかった

ただ夜半は寒いから
オリオンが遠く小さい
ウソ
自分がそう思うだけ

見たい星は今はなく
陽が落ちたらもう外に出ない


1925年03月11日(水)

エンピツからのお知らせが
88番になっていた
その上はお知らせ後の新規投稿になる
以前の数はわからないけれど
少なくとも今それだけの人がいる
(その中には引っ越しのお知らせもあるけれど)

ここはたまに書く人も多い場所だから
きっとおいおい投稿が増えるでしょう
よかったなぁと思う

埋もれるのを怖れて
投稿競争みたいな場所より
静かでいい
マイペースで行けるのがいい

サポートやヘルプに
メールが通じないのが困るけれど
そっちも調整してほしいです


1925年03月10日(火)

久々に外作業
風もなくあたたかだった

ご近所さんが
今日はあたたかいですね
と言って通った

ほんとに


1925年03月09日(月)

寒いけれど

高いところがすき

すこーんと見通せる


1925年03月08日(日)

沈丁花の蕾がたくさん

無事に咲いてね

香りでほっとさせてね

春よこい


1925年03月07日(土)

年明けて初めて
大きな灯色の夕陽を見た
大樹に隠れたり
大きな雪雲に隠れたり
でも確実に日ごとに
西に寄っている
春へ向かっている


1925年03月06日(金)

なるほどね
そういうキャラをたてるんですね
ちょっと嘘っぽくて笑える
文筆業の生業をためして
なりたいカタチで
リスタートですか


1925年03月05日(木)

何かを得たくて
見つけたくて知りたくて
つかみたくて貰いたくて
そして捨てたくて

言葉にのせる

気持ちは
研ぎ澄まされましたか
軽くなりましたか

天窓から遠くのわたしへ
風にのせて


1925年03月04日(水)

説明責任を果たしたと思えばいい
そう言ってくれてありがとう

林の木立の間にいるより
高い山の岩場の方が落ち着くのかも

空が近い
大きな鳥が悠々と翔ぶ

歌うより座して目を閉じる
風の音しか聞こえないところ

ふと岩屋という言葉を思い出した
ルーツのように
棲み家のように


1925年03月03日(火)

このところ流され感がするけれど
もがかず逆らわず踏ん張らず
自分の風をみつけて進む

パラグライダーみたいな
帆かけ舟の生き方を

そう決めたので


1925年03月02日(月)

気持ちを落ち着けたいとき
つぶやきを置きにくる
そんな場所

人は言葉で考える
言葉で自分を整理する

自分を見失わぬよう
小さな言葉を
心に重ねる

初心はすべて 1st にある
思いおこせよ


1925年03月01日(日)

オーブントースターで
焼き芋をしたくなって
細めのサツマイモの小箱を
スーパーで買ってきてもらった

この秋からの初だけれど
期待はしてなかった
どんなものかなぁ?レベル

それが好みの
甘〜いねっとりタイプだった
密も出た
続けて2本焼いた




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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