消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1924年10月31日(金)

いつから
哀しみを苛立ちに
すり替えるようになったのだらう

哀しみの底に
深く長く沈んでいることなく

素早く浮き上がろうとして


1924年10月30日(木)

その思いをかき消したくて

たくさんのものを破壊する


1924年10月29日(水)

絶好のチャンスだったのに
どうして邪魔が入るのか

穴埋めできず
ヤケ埋め
ヤケ盛り


1924年10月28日(火)

もう手に入らない
そう思って囲い込みすぎる

その念を捨てたくて
ダンシャリとか言う

全てそこ

もう手に入らないかも知れないけれど
今 強いて必要としていないなら

コレクターになるのか考えてみて


1924年10月27日(月)

なんかヤケ食いだな
その補給は

今のことも
明日のことも
次のことも
考えてない

寒さにびっくりした本能か
考えたくない事態の逃避本能か

穴にこもる冬眠という手


1924年10月26日(日)

目まぐるしく
走馬燈のように巡る
言葉の力

礼儀を重んずる心
芯のぶれない生き方

忙しかろうと
疲れや故障があろうと
励む姿勢も学ぶ姿勢も変わらず

その心の在りようが
人を導くのだと

学ばせていただきました


1924年10月25日(土)

結局のところ

君は途中で投げ出したのではないか?

ひとのせいにしているけれど

君が手を離したのではないか?


最後まで握りしめていなかったから

手にその感触が残らない

だからつながらない


1924年10月24日(金)

半年積み重ねてきたことが
元の木阿弥となる かも

落胆ですね

でもまた始めればよいことです

まだまだ終わりではないです

次は半年かからないかも

目標ですね

気合い入れましょう

めげずに進めましょう

いつか到達できるから

続けましょう


1924年10月23日(木)

なんだかひどく眠くて
うつらうつらしてしまった
インフルエンザの予防接種は
関係ないと思うけれど

ふっと目が覚めて
雨が降っていると思った
でもふつうの夜だった

ふつうの夜も
こんなに静かだったんだなぁ

夜の気配が妙に愛おしく
ただ耳を澄ましてじっとしていた

今日見た駅前の大きな木
どんぐりのなる木だった
実になれなかったのが
地面にいっぱい落ちていた
そのことを思い出していた


1924年10月22日(水)

そんなこと知ってるよ

何も目新しいことじゃない

通ってきた道だもの


1924年10月21日(火)

もうすぐ雨になる
その葉陰に休もうと
ひらひらと
風をかわしながらここへきた
弱々しい羽ばたきで

だいじょうぶ朝までいいよ
陽がさせば力が戻るよ


1924年10月20日(月)

リーダーは
敬意を持たれないとね

あるべき姿のリーダーを
見られるといいね

ドリームは
消えてなかったね


1924年10月19日(日)

野良ねこが庭に何匹もきて
だいじな鉢を荒らすので
その猫が大嫌いです
餌をやってる人が嫌いです

町なかでネコハウス化するなら
完全室内飼いが推奨されます
保護猫を飼うなら義務です
無責任な外飼いはやめてほしいです
近隣トラブルになります

町なかで犬を放して飼う人はいない
首輪もつけます
手術のボランティアをしても
外で餌をやるなら野良ねこハウスです
放されてる猫は猿猪鹿熊と同じ
首輪もなく庭を荒らす害獣と思う


でも愛猫家さんたちは
私を悪くいうのでせうね


1924年10月18日(土)

まだまだ慣れないよ
違和感のどん底にいる

一枚の額が
人を落ち着かせるというけれど

階段の途中で見える
その木が好きだった


お気に入りのハンドクリーム
ありますか?
あるならラッキー
なければジプシー
そんな気持ち


1924年10月17日(金)

うまくいかなかった

そう思う

でも

切り抜けるしかない


失敗なら

改める余地ありということ

新たに加えるという手も


1924年10月16日(木)

今はしあわせじゃない

そう思っているから

しあわせになれない


1924年10月15日(水)

窓を開けているね
それだけでも偉いね

でも
君は窓を開けるけれど
外に出ない

私は外に出るけれど
窓を開けない

同じようなものだ


1924年10月14日(火)

心が狭くなっていたから
小さな場所に閉じこもってしまった

心の広い人は
大きな世界へ出ようとする
広い世界を見ている

そのことがはっきりした

こころを広やかにしよう
自分の世界を広げよう
一歩踏み出そう

静かな雨は時間をくれる
雨は静かに教えてくれる


1924年10月13日(月)

愛しくもない
愛でてもいない
そこにあるから
水をかける
そんな草
それでも時期には
花を咲かせる
誰に誇るでもなく
恨みもしないで
自分で全うしている
枯れないことが切ない


1924年10月12日(日)

人が月を歩いたというのは ホントウ?

力が正義のお国だから
パンチの強い人が正義
声の大きい人が正義
お金のある人が正義
権力のある人が正義
ゴリ押しだって何だってアリだから

きっとウソなんだろうね

ドリームも力だと思ってたけれど
なくなっていた

潔いという言葉は使わない人


1924年10月11日(土)

大きな答えを探さずとも

小さな答えでいいではないか

一つ見つかればいいではないか

石ころのように拾い上げ

ポケットに入れればいい

辿る道にはきっとある

そのポケットにちょうどいい石


1924年10月10日(金)

彩雲になる 
と思った雲だったけれど

カメラを用意してる間に
光がかわった

ふつうの白い雲にもどった


1924年10月09日(木)

時間に縛られているとは思わないけれど

時間につながれている

そんな気がする


1924年10月08日(水)

ゆるキャンを見ていたときは
ほっこり楽しかったのだけれど

キャンプ番組が多くて
どれも強すぎて

ギアの特集になると
キャンパーではないので
驚くばかり

ひろしさんのぼっちキャンプも
語り部に変化してきたし

たき火番組も
語らせようとして無理があるし

番組の中で風が強くて
それ大丈夫なの?と
不安になるときもあるから

暖炉とか薪ストーブの
安全な薪の炎を
ゆったりと見ていたい
風にあおられない
ゆらめく炎を見ていたい
ときおりはぜる音と


1924年10月07日(火)

なんだか一気に冬

気持ちが萎える

もう少し頑張りたいな

冬の作業服を用意しないと


1924年10月06日(月)

喪中のはがきが届いた

え? 驚きしかない

「永眠」という文字

まだまだ普通に車を動かしてそうな

病気など縁のなさそうな

体格の良い人だったけれど


でもそれは何年前だったろうか


1924年10月05日(日)

がんばれよと
言ってくれてるみたいな雨だった


大変なオペだったけれど

がんばったね

天に祈るだけ


1924年10月04日(土)

雨の力を信じて

頑張れよと念じる

命を落とすな

踏ん張れよ


1924年10月03日(金)

雨で外の作業のできない時間は
ひっそりとデスク

窓から見える疲れた街並み
雨の日はコロナも
大人しくしているのだろうか


1924年10月02日(木)

しのぎを削る
相手より早くパンチが届く
相手より早くフラッグをとる
誰よりも早くゴールを抜ける
そのために日夜鍛えるひとたち

スピードと無縁の生活だと思っていたけれど
でも自分も時間を気にしているではないか
それだってスピード
ゆるやかでも大きく時を刻んでも
月の大きさ遠さ
それだって時を刻んでいる


1924年10月01日(水)

土をつくる

まっすぐな気持ちで

自分を育てる土壌




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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