消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年11月30日(金)

自分探しという言葉を好かない
へそ曲がり

さがす? みつける?
もともと在るのに?

みつめる でいいと思っている
しっかりみつめるでイイ
みつめて向きあえばいい

そして自分育てすればいい


1923年11月29日(木)

ポジティブって
前向きに生きるって
積極的に進むこと 
行動を起こすこと
そんな風にとらえていたけれど

進んだり行動を起こしたりできなくても
前を向くだけでもいい
後ろや地面や天を見るのでなく
前を見れば先が見える
行きたい向きを探せる

前向きに生きるって
本当に言葉どおり
前を向くことで始まるんだね

振り返ってばかりいた
俯いたり天を仰いだりしてた
後悔したり嘆いたり諦めたりしてた

まっすぐ前を見れば
前を見据えれば
少し遠くにきっとある
あそこを目指せ
前を向け


1923年11月28日(水)

ポジティブに生きる というのは
積極的に生きる ということで

嫌だなと思う気持ちを抑え込んで
元気に頑張って意欲的に
さぁやろう とつき進む
そんなふうにとらえていたけれど

そうでなくて
プラスな気持ちになれなくても
マイナスはなしにゼロにするだけでも
嫌という気持ちを持たないだけでも
それもポジティブかな と

嫌と感じずになんとなくやってる
それがリラックスして生きる なのかな

GABAは直接脳にはいかないらしい
何かの役には立っているのだろうか

どちらにせよ
ちょっとGABAを信じてみた


1923年11月27日(火)

リラックス効果と言われても半信半疑だし
ぼんやりするのかと思っていたけれど

何気にいい考えを思いつくしひらめくし
何となく作業が早く終わっている気がする

うだうだと雑多な悩みに振り回されない
ということだろうか

GABAいいのかも


1923年11月26日(月)

緻密なもの精巧にできたものに
それを作ったひとに
敬意を持っていた

生き方もそう思っていたかもしれない
きちんと生きている人に敬意を持っていた
そう生きないといけないように思っていた

けれど
簡単に生きること
手をかけずに生きること
それもいいのだとこの頃思う
それは老化?


1923年11月25日(日)

ナントカヤッテキタ
ナントカシノイデキタ
ナルヨウニナッテキタ
マダドンヅマリデハナイ
ダカラ
ナントカヤレルデセウ
アタラシクシナクテモ
イマノママデモナントカ


1923年11月24日(土)

俳句では原因結果を言わない
目の前にあるものを と言ってた

だから

過去は要らない か


1923年11月23日(金)

ミモザの剪定をしていたら

笑顔で声をかけられる

こちらもわだかまりが解ける

よかった何かいいことあったね

何だろうね

明日もいいことあるといいね


1923年11月22日(木)

ムーン・リバーは
アンディ・ウィリアムスのがいちばん好き

眼前の深い雲海を思う(歌詞に関係なく)
絹のようにすーっとしたのでなく
わたのようにもくもくしたの

からだを雲に包まれて
のっているような
浮いているような
流れているような
あたたかくやわらかな気持ち

時間がどれだけあっても
何かしながら
耳元にずっと聞いていられる
リピート・エンドレス

自粛で時間を持て余すなどない


1923年11月21日(水)

クルードさんちのパパ

のうみそははたらいて
アイデアを生む

自分で考えひらめいた
ものすごい脱出方法

誰も考え付かない
彼だから思いついた

力頼みだけれど
それは自信

彼ののうみそは
本物になった


1923年11月20日(火)

か細いけれど
かたい茎
まっすぐに天へ向く

透けるように淡いピンクの花は
しっかり数を重ね
寒くなっても咲き続ける

周りにおかまいなく
枝をのばし
自分だけの世界を
広げている

かそけきなんて
うそだよね

強いよね


1923年11月19日(月)

かたくなで

頑固で


折れることも大事なのに


一度

へし折られるといい


1923年11月18日(日)

騒がしい声を聞きたくなくて
耳をふさいでしまって

ひそやかな優しい言葉さえ聞こえない


1923年11月17日(土)

すぐ必要という理由で

すぐ手元に置くからだよ

置きに行く取りに行くという

運動をしないとね

ものぐさなだけだよ


1923年11月16日(金)

何を許して

何を許さないか

その基準を確立できないでいるから

ガチャ子なんだ


1923年11月15日(木)

それは後悔ではなく
反省でもなく
ただ嘆いているだけ
何も生まれず進めない

過去を嘆いても仕方ないのだ と
その言葉の真実に
やっとたどりついた

嘆いても仕方ない
今はそれしか


1923年11月14日(水)

その棚に並ぶものを見た

大切な君たちのものを

私は失くしたのだ

窓のカーテン越しに白む朝の記憶


1923年11月13日(火)

道具をほしがる人ですね
プロ仕様の道具を持ちたい人です
たくさん持っている人です
器用な人です

でも
たくさんの道具が残ってゆく人ですね


1923年11月12日(月)

考えを変えなかったのは私

だからの結果


ひとは変わらねばならなかったのに


1923年11月11日(日)

よく利用する園芸店のネットショップ
去年購入した苗木の世話を確認しようとしたら
なんと
注文殺到の多忙混乱のため暫くサイト閉鎖
落ち着き次第再開します でした

ステイホームの悲鳴かな


曇り空だったので
あおばな苗を植え込んだ

前はオオボウシバナの種を購入できたのに
そのお店もなくなって
今は草津のあおばなだけ
今年は守備よく手に入ったので
丁寧に育てようと思う


1923年11月10日(土)

何の疑いももたず
信じること
頼れること

それは
知らぬが仏とか
無条件にとかでなく

無垢な気持ちなのだと思う


1923年11月09日(金)

隠れ家のはずだった


けれど

物陰なく隠れ場なく

行き止まりも開かずもなく 


結局

カゲヒナタノナイひと


1923年11月08日(木)

負の感情は 
停滞で
足踏みで
ぐるぐる回り

もう捨てて前に進もうよ
動き出そうよ

アイデアを生んで
プランを立てようよ
粘って考えようよ

元気出そう


1923年11月07日(水)

隠れたかったのだ きっと

ツリーハウスのやうに

広げた枝々の中に


1923年11月06日(火)

その書き方で
優しい人だな と思う

そして
自分も優しくありたいと思う

文章の内容や文体ではない

アプローチというか
目線というか心の向け方に

その人の優しさを感じる


1923年11月05日(月)

その棚を見て

その飾りものを見て

きれいな気持ちの私を

思い出した


小さな陶器のりすを見つけた

気が生まれている


1923年11月04日(日)

ステイホーム

洗濯日和

中途半端に寒さが続いて
片づけられずにいたもの
衣類やカバー類
たくさん洗って
たくさん干して
かなり片づけた

まだまだあるけれど

一気に夏仕様にチェンジ


1923年11月03日(土)

いいです とだけ云った

たしかめなかった
しがみつかなかった
忘れようとしていた

その中身
いちばん大切なものだったのに

もう をつけて
STOPすればよかったのだ


1923年11月02日(金)

がっかりな人 に
なってきているような気がする
そう自分でシフトしてるかも

相手をがっかりさせる
残念な生き物みたいに


1923年11月01日(木)

オトナが我慢をできなくて
子どもに教えられずにいる

したいことができない でなく
今できるほかのことをやってみる
ほかの仕方を工夫してみる

それを教えろ と思う

我慢は無理だと思えるのは
2歳の赤ちゃんまでだけだ

言葉を使えるようになったら
それなりに何かを教えることができる

オトナが試される




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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