消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年06月30日(土)

おいおいおい
それアリですか?!
この予定はずいぶん前から決まっていたよ

直前に海外旅行から帰国って
その時期のその空港って
???

皆で会食のさなかに
突然その旅の話を出す?
そんなこと誰も知らなかったよ

あなたが向こうで見た有名人なんて
どうでもいいんですけど
熱弁していたね

もう祈るだけになった


1923年06月29日(金)

今までのは
私ってそうなんだ と思うものだった

今回のは
はっきりそうだと頷ける

当たるという言い方に語弊があるなら
よく分析されている という感じ
哲学的な言葉で出てくる

昨年の流れと今年の流れ
なるほどなと思う

破壊を経たのなら
まだ未完成
補修や修復を何年もかけて
新しくなる

そういうことで
今年の自分は変わるのかも

気持ちの切り替えのベクトル
見方や考え方が少し変わるかも
価値観が変わるのだろうか

ちょっと気になる占星


1923年06月28日(木)

明日のこと将来のこと

未来を憂うより

今日のことに熱をあげれば

開けるのかも


1923年06月27日(水)

時に暖かい日差しがあって

春近くなった気がする

カーテンを替えたくなった

セノーテみたいな色に


1923年06月26日(火)

まずは受け入れられること

そのあとで自分を出せばいい

そう思います


その帽子はおかしい気がします

たぶん主張が強い気がします


1923年06月25日(月)

一着 新調した

ハンガーにかけているだけで

きちんと感はやっぱり引き締まる

きっと万人向き

誰が着ても似合うんだろうな


1923年06月24日(日)

コズルイことや
セコイことをして

自分はうまくやったと
自慢に思っているひと

それをほめ合ってる人たち

なんなのそれ


1923年06月23日(土)

見なかったのは私

覗かなかったのは私

確かめなかったのは私


こんなところにあったのに

見つけられたのに


しまい込んだまま

気づかずにいた


1923年06月22日(金)

空の音をきく

風の音でもなく
鳥の声でもなく
誰かの歌でもない

空の音をきく

車の音でも
ヘリの轟音でもなく

もっと高みの
もっと澄んだ
空の音をきく

そうね

もっともっと遠くの
星の音

耳を澄ませて

こころ静めて

たしかめる


1923年06月21日(木)

歪んだ見方をする人だ
第三者を馬鹿にすることで自分を保っている
正しい指摘や批判というものではなく
私的なねじれた感情だけ

敬意も感心も感動もなく
上から目線の蔑み発言ばかり

聞かされる周りは楽しくない
見ているだけで疲れる

どんな子ども時代だったのだろう
どういう人生を送ってきたのだろう

本人何も思っていないから
ずっとこのまま変わらないだろう

哀れな気がする


1923年06月20日(水)

変えるつもりだった
でも結果
変わっていない

それなら

変えなかった
同じにした
そう思えばいいのか
それが妥当か

きっと
そのままが
よかったのだろうから


1923年06月19日(火)

迷走するのも
結構いいのかも

うろうろして
あっちこっちにぶつかって
結論なく向きを変えて
進行方向なんてなく

なぜそこに
なぜそう向いているのか
わからないまま進むだけ

結構面白い旅なのかも
案外いいことに出くわすかも


1923年06月18日(月)

山ほど抱えて
イッキに片づける って

もう少しおだやかに
やれませんか?

少しずつでいいんだよ

周りが振り回されるんだから
ペース配分してください


1923年06月17日(日)

森は霧に包まれて
歌は流れて消えてゆく

はたおり星はじっとして
木の葉は小さく揺れている

花かんむりも宝冠も
想いもすべて湖に


1923年06月16日(土)

振り返らぬと決めたので

その資料はもう破棄する

何年保管しようと

役立たつことはない

みな進化してゆく

優柔不断にしていたアドレスも


1923年06月15日(金)

検査の採血のあとを
お風呂でこすらないようにと
言われていたのに

忘れてたよ
ふつうに長湯して
ふつうに洗って
今朝思い出したよ

よく見たけれど
別に何ともなさげで
ほっとする

前に直後から内出血みたいになって
吸収されるまで何日も青あざが残った
それはきっと先生が下手だったから
針を抜くときにザリッと感じたもの

新しい看護師さんが上手なのか
針が細くなったのか
ここのところ
綿に出血も残らないし
絆創膏に点ほどのあとも見えない
先生はもうしなくなったし

素晴らしい進歩です


1923年06月14日(木)

真冬の感じはしなくて
すぐそこに春のような気がして
メジロが鳴けば外に出て
ルリハコベをみつめる
クロッカスをみつめる
ムスカリをみつめる

風はまだ冷たい
毛糸の帽子はふくふく


1923年06月13日(水)

思いを残してゆきたい
思いは消えてしまうから大切にしたい

思いは自分の足あと
でも足あとは埋もれてゆくものだ
風雨にさらされ消えてゆくものだ
盛り上がった足あとなどないし
深い足あともない

自分の歩幅で自分の重みで
静かに残り 静かに消えてゆく
それ以上の何でもない

そんな日々を暮らしたい


1923年06月12日(火)

スパーッ と髪を切った
猛烈にスカーッとした
もっと早く決断すればよかった

軽い気持ちは
しあわせ気分につながってゆく
すぐそこに春 のような


1923年06月11日(月)

何度も何度も
自分で自分を励まして
乗り越えてきたの

誰に褒められたいわけでもなく
認められたいわけでもない

胸に手をあて
これでよし と眠りたくて


1923年06月10日(日)

迷走してる

それが如実にあらわれてる

そういうこと

ただそれだけ


1923年06月09日(土)

偶然 出会った
声をかけてくれてありがとう
私 気づいてなかった

話ができてよかった
この前に別れた後で思い出したこと
残りの話があったから

全部話せてよかったです
私は明るくなりました


1923年06月08日(金)

ぶつかったとしても
何かをぶつけたとしても
そこを傷つけたとしても

迷路の中のように

忘れてゆけばよいのだ


1923年06月07日(木)

愛しいという言葉の実感が遠のいてゆく
薄れてゆき思い出せない

胸いっぱいの愛しさを
思い出せたらきっと幸せに生きられるのに
何より強い励みになるだろうに

ひとの心はあたたかさで支えられている
固くはないけれど圧に耐えられるカタチで
内からやわらかく


1923年06月06日(水)

花束は人混みに押されてしまったけれど

ずっと逢いたかった人に会えた

それだけで記念日


1923年06月05日(火)

ソレハソレトシテ・・と


そう言いながら

こっそり野辺に残してゆくように

離れられればいいのだけれど


1923年06月04日(月)

自分の失敗作を
暗い気持ちで見ていたけれど

ちょっと笑えるようになった
可笑しいよと思えるようになった

可笑しい館はたのしい館かも


1923年06月03日(日)

グッジョーブ!
そういわれなくても
楽しくやろうよ
やりこなせなくても
楽しもうよ


1923年06月02日(土)

最近車を使わないで

電車バスタクシー乗り継ぎ移動

少し疲れるけれど

空気は楽しい

案外張り切っている


1923年06月01日(金)

今までそういう目で見なかったけれど

好みで決めてきたアクセントは
花や山や動物だった

でも無意識に選んでいるベース部分に
空ではなくてセノーテの色使いが多いかも

そう思って見回すと
けっこう落ち着く気がする

とんちん館ではなく
気づかぬ意味合いがあったのかも




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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