そのとき明るさを感じたのは
たぶん しっかり目を開けて 見上げたからだと思う
目を伏せず上を見た ただそれだけの事だと思う
見上げれば明るいのだね きっとずっと俯いていたのだね
しっかり目を開けて 上を見ませう
知り合う前から 友達の友達は友達 というのが苦手 それは世界中みな友達 とは少し違って感じる
苦手というよりついてゆけない 友達の友達でも 私は知らない人 友達と思わなければいけないようなのが苦痛
その人を知らないのに 会ったことも話したこともないのに どう考えてもまだ友達とは呼べない
だから私もその人の友達ではないつもり 出会って話してから始まるのだと思う なれるかどうかはわからない
友達という言葉のハードル 高めです
ずっと 風の中に生きていると思ってた
だから 揺れるのだと
でも 生まれたのは水からだったね
だから 水に安らいでいる
セノーテの青い光につつまれて
食器を洗うのが好き ひたすら洗うのが気持ちいい 手に受ける流れ 無心になる
そうだったのに 最近長いこと洗う時ずっといらいらしてた 腹が立つことや悔やまれることばかり 洗いながら思い出してしまう 手早く節水しなくちゃと焦ったり ずっと無心になれなかった
今日洗いながら ふっと晴れやかな気持ちになった 周りを明るく感じた 静かで透明な感覚 セノーテにフリーで深く入ってゆくような感覚 ずっと失っていた感覚 もう戻ってこないと思っていたのに 今日はその気持ちで洗えた
たぶんもう大丈夫 セノーテを思い出せる
小さく呟いた
風がさらっていった
どこへ行ったろう
届いたろうか
その人がテニスンの一節を 諳んじてみせた わたしだってできるわ テニスンもバイロンも好きだった ブラウニングもブレイクも ホイットマンもリルケも すきだったものは ずっと覚えている 諳んじられる 不思議ね 歌といっしょ
寒風にまだ色を変えずにいる南国の樹 もうすぐ葉を落とすのだろうか 春まで頑張るつもりだろうか
ミモザは小さな蕾に色がついてきた 3月には花束にしたい
部屋の鉢植えは勘違いして プルメリアは青々と 新葉を育てつづけているし ヤコウボクは新芽を吹いている
みな好きに生きている 自分のペースで踏ん張っている
冬ってなんだろ 人が決めているだけかも まだ本気の寒さは来ていない
似てきたね と言われた頃は 分からなかった
今ならわかる 何もかも
DNA
叶えられたのに
拒否して
自分で夢を消したのだ
声をかけられたようで 立ち止まってみたけれど 誰もいなかった
何の声がしたのか 何を言ってたのか
思うものは何も無かった 小さな冬野
君の話で思い出した 自分のこと
泣き虫ではないのに 怒りんぼなのに 涙がすぐあふれてた 腹を立ててはすぐ泣いてた
この頃泣かなくなったね そう言われてから どれぐらい経ったのか もうずいぶん昔
言葉を使って勝つことを知って 諦めなくなったからかな
結局ビビってるだけでしょ それは正論だとか何とか言って 正論すら実行せずに
ため息出る 時間だけ過ぎていくよ
見ようとしない景色は見えないんです 見ようとした景色が見えるんです あなたは何を見たいの
泥まみれになって その崖を登ればいい
景色が変わるから
覚えてるよ ずっと
君の第一印象は めんどくさそう やる気なさげ
気が変わったのか 上に言われたのか 急に積極的になって
第一インパクトは ロクシタンのバーベナ へぇ〜ぇ?なんで? と思ったけれど 思いのほか気に入った
でも結局は 尻すぼみだったね 新天地はどうですか? 君の力で開けましたか?
持ち続けることが
それが重石となるのなら
抱えたまま沈まぬうちに
その手をはなせ
深い淵へしずかに
何かに
もっと詳しく
もっと深くなることは
きっと力になり強みになり
いつか味方になるよ
見かけた長い文の 気になったところ大まかに
・・・・
人は行き詰まったときに エネルギーが不足して 悩み考え理性的になる
エネルギーがあれば活発に活動している 子供がそうであるように 理性はなくても活発に元気
人生とは?幸福とは?と考える時 すでに人は幸福でない 幸せまっただ中の時は考えない
エネルギーがあれば 成功できるかどうかとは考えない ただ好きな道に進んでいこうとする
エネルギーの不足から 理性や思考が生まれる
・・・・
そんな感じの内容だった
なんかしっくりしなかった どこかでずれてるような でもどこがどうともわからない わかるようでわからない
理性や思考がエネルギー不足の産物とは思ってなかった むしろすごいエネルギーの集約された形かと思っていた だから感情の爆発というエネルギーを 抑えコントロールできる力を持つと
どうなんだろう
いろいろ考えるとおなかすくけどね エネルギーがないと考え続けられないけどね
芝パパが言ったのかな 趣味の見つかる人ない人 好奇心のある人ない人 心の扉の軽い人重い人 二つに分けるあるあるの話だけれど
まずは 大きな石を掘り起こせ
その荒れ地を 美しい原にしたいなら 豊かな畑にしたいなら
どちらでもいい なんて
やっぱり思えなくて
人生は 選択の連続なのだと思う
膝ついてうずくまってしまったまま 失敗をくよくよ思うより
笑おう思いっきり 笑い飛ばそう
重すぎても 笑って吹き散らそう
自分の愚かさを笑えたなら きっと立ち上がって進める
車窓より 山並みが見える
上に大きな雲が連なり 雲は山にあたって湧くのだとわかる
光の当たる山肌は 尾根やひだがはっきりとわかる
大きな景は気持ちいい 心が広がる
どこへ向かうも何が迎えるも ただ無心に揺られている
自分はどう考えるのか 自分はどう思っているのか どう感じているのか 自分の意見をはっきり持つように そう教えられてきた 周りに従うようにという教育はされなかった
でも他者を理解しようとする姿勢は 育まれないといけない そのベースが自分の力になってゆくと思う
これじゃなきゃ というこだわりは 結局フルイにかけていること ほかの人たちが認めていることを 自分は認めないこと でしかないのかも
あるコラムで 一緒に仕事をした人の 仕事の振り分けや進め方の能力の高さに 助けられて楽だった その人が中学受験の体験者とわかって納得した そんな感じのことを読んだ
わかる気がする 丸暗記や言葉遊びではなく 頭の中を鍛えられたと思う 頭の使い方を鍛えられたと思う
そしてそれはとても大きな宝だと思う その時期にそこまで鍛えられる体験は少ないから そして多分楽しい体験だったと思う
其処に積もるものは何?
何の残骸?
何の灰?
エネルギーのないものたちの
ただの寝床?
不思議な時間に不思議な言葉 かみしめてもわからない不思議感 散ったりねじれたり 揺れたりするけれど 小さな実のように ちりばめられて つながらない
やっと会えた あの 小さな実のなっている木 どの木だったか忘れたの 森をうろうろさまよって 一年たっても見つからず それもそうだ ゆっくり実のなる木 何年もかかって やっと実のなる木 そんな言葉に
バカのはなし
ひとのことをばかと思ったけれど
バカなのはわたし
ハシビロコウのはっちゃんですが
こうちゃんでもいいんじゃないかと
最近思っています
それでも今日は始動
あれやこれやと
手放す準備にかかる
こう公言すれば
やらぬわけにはいかない
進めぬわけにはいかない
隠し事の多いのは
わたしなのだ
誰にも伏せて
自分の胸にだけ
秘めていること
たくさん
嘆くな 次の手を考えよう
嘆き続けるより
しっかり考え続けよう
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