消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1922年07月31日(月)

年中眉間に皺をよせて

難題の実行計画案を探るより

薔薇色の夢のままの方がいいのかも


手に入らぬものを追い続けることは

意味のあることだろうか


1922年07月30日(日)

納得するしかない

その人たちが心ある親切な人でなく

少しばかり欲を出してしまったのだと


淡い思い込みがあったから

迷ってしまった

割り切れば当然のことだったのに


1922年07月29日(土)

そこまで思いが至らなかったということで

それは想定が甘かったということで

自己責任でしかない

誰かのせいにはできない


1922年07月28日(金)

問われれば答えたでしょうか

今となってはわからない

ものの見えない愚か者だった


1922年07月27日(木)

少女のように
 
まっすぐに

走っていって

とびついて

抱きつきたい

憚りなく

気後れせずに


1922年07月26日(水)

取り繕った外側だけを見てあげるのが

親切というものだろうか


奥が見えてしまった気になるのは

腹黒いのだろうか


1922年07月25日(火)

そのひとのテニスはきれい

ゆったりとおだやかで

ていねいな正統派

いいひとなんだなと思う

しあわせな気持ちになる


1922年07月24日(月)

とてもきれいな茜雲が一群れ

そして細くてまだ白いきれいな月

風が少しあって爽やかで

おだやかに藍色になってゆく

しずかなよい夕暮れだった


1922年07月23日(日)

毒舌じゃなくて

毒を吐いてるのだと思う

そのひとは


いとも楽し気に


1922年07月22日(土)

これ以上どうにもならないから
ここが終着 と思う

そう決めてしまったら
何も変わらないし楽しくない

小さくたって夢は夢
もてばいい
叶うものでいい

次は絶対キャラメルリボンにする
的レベルでいい

到達目標的夢も 生きる力だと思う


1922年07月21日(金)

自分の好きに固執しないで

新しい好きをみつけてみれば?

好きなものを変えてゆくのも アリでしょ

ひとつの生き方として


1922年07月20日(木)

記すことで自分を形づくろうとする人

記すことで自分を整えようとする人

記すことで自分を発散しようとする人

記すことで自分を伝えたい人

記すことで人とつながろうとする人

記すことで自分をなだめている人

記すことでただ自分をなぐさめている人


いろいろあって

人の言葉は不思議です


追記

記すことで自分を奮い立たせている

記すこと自体がエール

すべては自分の吐露


追記

記すことで自分を探す 

みつける 確認する

記すことが発表の場の人


ぐだぐだしたけれど

書くが綴るになり記すになった

そうだよね それでおさまる


記すのは 掛け声

記すのは 覚悟




追記

結局は自分にとっては 
自省のために記す

たのしい事は心に残して


追記

気づき


1922年07月19日(水)

懐かしいから寄るのでなく

切符があるから寄るのでしょう?

きっとそうだと思ってる


1922年07月18日(火)

いらいらするのはなぜ

自分のせい?

暑さのせい?


すぐ腹を立ててしまう自分を

コントロールできないでいる

未熟な自分

まだまだ修行の身


1922年07月17日(月)

樹を1本レスキュー

暑かったけれど

蚊に刺されたけれど

土をたっぷり水をたっぷり

カマキリの赤ちゃんもいた

復活するかな

明日たのしみ

項垂れずにぴんとしてね


1922年07月16日(日)

やっぱり
自分は
いろんなこと
ていねいに
していたい
本を読むと
そう思う

人の生き方に触れると
新しい気が流れ込む
そんな気がする


1922年07月15日(土)

あなたはいつも
やりっぱなしで
終わってる

後のことは
人任せにしてる

結果を精査しないから
向上しないんだよ?

マメなのは偉いけど
動き回ってるだけじゃ
かわらない


1922年07月14日(金)

心配性という言葉
いつも直ぐ小さな不安を持つ
だから疲れるの

気をつけたんだから大丈夫

そう生きていこう


1922年07月13日(木)

眠り以外は絶えず
見て聞いて考えて
何かに神経を注ぎ続けて
ぼんやりする間がない気がする

茫洋とした海を眺めて
何にも集中しないで
無焦点でいたい


1922年07月12日(水)

みんな静かに眠りにつくのね

私は眠っていられない

ずっと起きていたい

語り合っていたい

一つ欠伸が出るまで

一緒に眼を輝かせていたい


1922年07月11日(火)

打ち上げ花火の音が聞こえる

どこだろう


今日はあちこちで夜店があるけれど

大きな花火大会はもっと後のはず

調べたけれどわからなかった


1922年07月10日(月)

全ての失敗を集めた と思えば

もう後何もふえない

だから大切に思えばいい

自分の住み家を


1922年07月09日(日)

最近 
文の間に7がくっつくミスタイプ
薬指が当たってるみたい
指を曲げてるのかな
何かの衰え?


1922年07月08日(土)

うっかりですね
迂闊に手を出し口を出し
まとめられずに終わって
始めの意気込みは
どうしたのですか


1922年07月07日(金)

ずっと頑なに

固くなって生きている


思い出したいね

やはらかだった自分


1922年07月06日(木)

ちいさな子たちが

虫かごを首に 網を掲げて

公園のほうへぞろぞろ

セミ捕りらしい


捕れるのかなぁ

うるさく鳴いてはいるけれど

きっと届かないよ


1922年07月05日(水)

色々失って悲しかった

一つ一つ取り戻そうとしていた

無理と分かってなお悲しくなった

でももういい

取り戻さなくていいのだと分かった

あたらしいものを

元気の中にみつけてゆけばいいのだと


らんこ が げんき に


1922年07月04日(火)

そうだったね まけてるんだね

まけたくなくて いじをはった

それでどちらも いらいらする

まけたまけたきみにはまけた

それでいい

そう思えたやわらかさ


1922年07月03日(月)

何もかもぶっとばすほどの

はじける元気だね

けろりと涙を忘れてすぐ笑顔

いつまでも手をふって

きみには負ける

誰もが負ける

そしていつか

きみに背を押されるように

やわらかさを取り戻す


1922年07月02日(日)

今日はここまで

その言葉が自分に足りない

いつも もっと もう少し そう思ってしまう

終わるまでいつまでも続けていたい


今日はここまで

そう決めて

さっさと切り上げ片づける

それ大事だなと思う

どうあっても

どんな状況でも

そう言える潔さと

ここを決める決断力


しばらく修行できそう

今日はここまで と


1922年07月01日(土)

雨にけぶる街を電車で抜ける
こんな景色は久方ぶり

山並みもけぶり
川上の中州もけぶり

サギをよく見かける川辺も
生い茂る夏草ごとけぶっていた

知らない町に来たような
遠く旅してきたような

新しい自分がいるような
旧い自分がいるような

不思議な景色だった




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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