雲間の朝日に想うこと


< 総てを見た気に成ってませんか >


文字は。

互いの想いを、
凝縮して、
其処に宿すのだと。


時に、
勘違いして終うけれど。




如何に、
純度を高められた後に、
伝達されようとも。

其れは、
一側面からのみ放たれた情報に、
他ならないのだ。







本来は。


純度を高められた、
更には、
複数の想いを受容して。

初めて、
確度の高い想いとして、
成立するのであって。







飽く迄。


一側面の、
其の全容を補う為に。

一方的な視線からのみで、
加えられ、
補完され行く情報の、
其の精度は。


確実に、
失われ行く。

















自身の解釈のみで構築する、
其の世界観が。

其の実、
殆ど世界など描いて居ないと。


幾度も、
幾度も、
気付かされて来たから。



一度、
此の瞳に映したとしても。

少しも、
安堵出来ないのだろうか。















 「まだ一度も逢ってないのに。」
 「こんなに気持ちが進んで良いのかな・・・。」


坂の街の人は、
そう口にしたけれど。





一度逢った、
其の後の文字程に。

難しい想いは、
無いと想うんだよ。





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References
 Mar.14 2007, 「尻尾が見えて居たのでしょうか」







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2007年03月15日(木)


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History
2003年03月15日(土) 嫉妬したのは誰の仕業ですか
2002年03月15日(金) あの選択は正解ですか





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