互いを繋ぎ、 想いを紡ぎ、 進み行く事で。
徐々に、 徐々に、 想いは変化し。
或いは、 飛躍的に、 変化を遂げる事が可能だけれど。
其れでも。
想いの、 手に届く範囲は。
予め、 定められた器を飛び出る事は、 出来ないのかも知れない。
初めから。
「おやすみは嫌い。」
初めに、 丘の上から届いた、 制限因子は。
「じゃぁおやすみは止める。」 「また明日だね。」
本来は、 心穏やかに回復する筈の時間を、 奪い去り。
互いが、 闇に包まれた泥田に埋もれる刻と、 認識されたのだ。
多分、 愛されてなど無かったんだな。
初めから。
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