雲間の朝日に想うこと


< 閉じた扉を開けたのでしょうか >


幾重にも、
幾重にも、
仕切は在って。


開かれる扉の、
其の数は。

臨機応変に、
決められて居る筈なのに。




もしかしたら。


其の最外壁の、
開閉は。

他の扉の動向に、
無意識に、
響いて行くのだろうか。










最外壁を解放した、
瞬間に。


連動するかの様に。

他の扉が、
開き易く成るのかも知れない。














恐らくは、
誰もが。



最外壁と、
最内壁に。

最強度の扉を、
備えて居るから。






一度、
侵入に成功すれば。

容易く、
最内壁の手前迄、
進めるのだ。


















 「指輪。」
 「開けてみる?」


包装紙に包まれた儘の、
契約の指輪に。

姫が、
興味を示した。















未だ、
何も許されては居ないけれど。

多分、
直ぐに許される。





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References
 Mar.25 2006, 「糸は切れたのでしょうか」







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2006年04月02日(日)


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History
2004年04月02日(金) 想いを込めて触れてはいけませんか
2001年04月02日(月) リンク先





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