雲間の朝日に想うこと


< 何が出来るのでしょうか >


何れ程、
努力を重ねようと。

決して、
埋めようの無い差異が、
其処には在る。



何れ程、
能力を高めようと。

決して、
備わる事の無い機能が、
其処には在る。








ならば。




自身が、
手を携える事の出来ぬ、
領域には。


言葉すら。

加える権利を、
持たないのだろうか。




何れ程、
想いを支えても。

何れ程、
想いを注いでも。


何も、
出来ぬ身に。

口を出す権利は、
無いのか。















父性の出来る事など、
限られて居る。

其れでも、
育児への参加を求めるならば。


其処には。

必ず、
配慮の想いが必要なのだ。











後方支援も、
自発的行動も。

無論、
直接の行為も。



全て、
塞がれた時。

其の理不尽が、
何れ程、
想いを切り裂くか。





理解に、
至らぬのなら。













 「母乳だけじゃ体力的に持たないから。」
 「だから『ミルク足す?』って言ったんでしょ。」

 「二ヶ月検診迄は様子見るんじゃなかったの?」
 「だから『母乳で行ける所迄頑張ろうよ。』って言ったんだよ。」

 「小坊主は言うだけで。」
 「母乳あげるのは私でしょ?」






其れなら。

勝手に、
進めれば良い。





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References
 Mar.20 2006, 「擦れ違って居るのでしょうか」







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2006年03月21日(火)


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History
2005年03月21日(月) 読まぬ理由は何れですか
2004年03月21日(日) 血が通う事は無い関係でしょうか
2001年03月21日(水) 本当に逢おうって言ったのか





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