雲間の朝日に想うこと


< 卑猥な手付きなのでしょうか >


既に。

自身へ、
獲得済みで在る筈の、
機能が。


時に。

自身には、
未だに具わらぬ機能の様に、
映るのだ。




機能の有無の、
他に。

其の機能を、
自在に使いこなす技術が、
必要だから。








其れ故に。





未だ。

機能を、
術として使えぬ、
其の姿へ。



技術の、
補完と成り得る手を。

そっと、
添えるのだけれど。








添えた、
其の、
手自身も。


機能を抽出する事が。

不得手な、
手に他ならないのだ。
















 「お尻触ってる!」
 「セクハラオヤジじゃん!!」

 「もっと上か?」

 「ほら!」
 「必死に耐えて泣いちゃってるよ?」




卑猥に。

臀部を擦る、
親父へ。



気遣う素振りすら、
魅せずに。

姫は、
笑い声を放つ。












娘の涙目は。

唯、
上手に空気を吐き出せず、
苦しいだけで。




決して。

俺の行為に、
必死に耐える姿では、
無いのに。






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2006年02月25日(土)


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2004年02月25日(水) 飼い慣らしたと思うのですか
2002年02月25日(月) お前の中に何が起きてますか





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