< 電気の迸る場所でしょうか >
他者を、 排除した上で。
二人で共有する、 領域は。
お互いの世界を構築し、 成長させる上で。
必要不可欠と成る場所だから。
自分のみに、 或いは、 お互いのみに。
通用する、 言葉を利用して。
自身の、 愛しい存在に。
愛称を、 付けるのだろうけれど。
何れ程、 自然な振る舞いでも。
何れ程、 想いを乗せて居ても。
其の愛称は。
周囲の環境から、 鑑みれば。
呆れる程に、 極めて、 奇異に映るのだ。
何時もの様に。
変形した、 起き抜けの俺の象徴に。
手を、 触れながら。
唯、 一言。
「にょろにょろ。」
姫は、 言い放つ。
確かに。
形は、 似て居るけれど。 |
2005年11月11日(金)
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