< 自身で選んだ歩みでは無いのですか >
自身の歩みに、 向き合い、 闘い、 責任を持てるのは。
飽く迄、 本人でしか無いから。
真っ直ぐに、 自身の歩みを見定め、 真っ向から、 闘った結果で在れば。
言葉が、 如何に乱れようと、 想いが、 如何に揺れようと。
一向に構わないのだ。
けれども。
投げ捨てた台詞が、 自身で歩んだ道を否定し、 其の責任を、 他者へ擦り付ける言葉なら。
相手や、 或いは自身を。
唯、 傷付ける能力しか持たぬ、 最悪の、 振る舞いに過ぎない。
何れ程、 立派な御託を並べようと。
俺の希望を、 叶えてやるんだと。
姫は、 主張するけれど。
現実は。
自身の、 進んで来た道への、 責任を放棄し。
嫌な物や、 面倒な物へ、 蓋をした上で。
逃げる為の算段だ。
「小坊主に未練が無いから。」 「子供にも未練が無いから。」
「だから、産んだら出てくから。」 「勝手にして。」
姫は、 今度も。
自分の人生を、 他人のせいにする気だろうか。 |
2005年08月21日(日)
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