雲間の朝日に想うこと


< 全て崩れて終うのでしょうか >


丁寧に、
丁寧に、
其の場へ注意を向けていれば。


僅かな応力は、
違和感として感知され。

何らかの想いで、
其の歪みを、
修復出来る筈だけれど。





想いは、
時々滞って了うから。


充電無しに、
四六時中放ち続ける想いなど、
持ち合わせて居ないから。



何時の間にか、
其の場に隠し溜められた歪みが。

僅かな応力で、
鋭敏に、
場の釣り合いを、
狂わせて終うのだろうか。









少しだけ、
予定が狂っただけなのに。


時間の読めぬ会合が、
一つ、
紛れ込んだだけなのに。









 「午前中では終われないと思う。」

 「午前中だけって言ってたじゃない!」


休日の昼の、
姫との約束が。

一つ流れ。











 「小坊主がいうこと、信用できないじゃない!」
 「ずっと一緒にいるとか。」
 「全部信じられないってことじゃない!」



俺の想いや、
俺の言葉は。

全て嘘だと、
姫の、
想いの内に刻まれた。










信を重ねて、
積み上げる事の困難など。

理解して居るけれど。








是か、
非か。

何を問われても、
応えを、
躊躇して了いそうに成る。


2005年04月24日(日)


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2003年04月24日(木) お腹を撫でても良いですか





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小坊主
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