雲間の朝日に想うこと


< 創った形に依存出来るのでしょうか >


もしかしたら、
其処には、
既成の世界が存在して。


其の構成要素を。

飽く迄、
識別出来ないのかも知れない。






此の目に、
決して見て取る事の出来ぬ、
道筋が。

足元には在って。


其の道に沿う様に。

導かれ、
進んで居るだけかも知れない。










其れ故に。




何の保証も無い、
何の確証も無い、
言葉に。

人は踊らされ、
其処に、
自分を委ねるのだろうか。









去年見た、
其の桜並木を。

今年も、
二人でなぞり歩む。






 「小坊主、今年も見られたね!」

 「綺麗だね。」


 「去年の方がきれいだった?」

 「若干色落ちしちゃったのかな・・・。」


 「あと何年一緒に見られる?」

 「百三十年。」

 「そんなに長く生きてないよ。」







姫が望めば。

其れは、
叶えられるだろうか。




其れとも。



何の確証も無い、
俺の言葉に。

姫は、
俺も、
身を委ねて良いのだろうか。


2005年04月23日(土)


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History
2004年04月23日(金) 挫けぬ理由は残る希望故でしょうか
2003年04月23日(水) 求めなければ良いと思いませんか





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小坊主
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