雲間の朝日に想うこと


< 受け容れ側に預けてみませんか >


相手の、
顔色を窺う事と。

相手を、
想い遣る事と。


其の両者には、
余計に、
隔たりが在るのかも知れないけれど。





出力は同一で。

相手へ届く入力も、
飽く迄、
差異は生じないのだから。




其の入力を放つ、
相手の想いを。

正確に、
把握する必要は無いだろうか。











常に一定強度の想いなど、
存在しない上に。

自身の感度も、
刻々と変わるのだから。






自信から生じる、
相手の為の想いと。

不安から生じる、
自己保身の想いと。


其の差異は、
大きな問題では無くて。




想いを、
丁寧に受け容れて、
自己保身を、
良質の想いへ入れ替える事こそ。


寧ろ、
重要なのかも知れない。














自身から放つ、
想いの質に。

思い悩む必要など無いのだ。












其処に、
想いが在るのなら。

届いた想いは、
きっと入れ替わる。




飽く迄、
出力は同一だから。


2005年02月16日(水)


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