雲間の朝日に想うこと


< 壁の内を護れますか >


恐らく、
鋭敏で聡いのだ。






受身の恋愛を続けて来た、
其の、
最大の理由は。


相手の、
想いの変化を。

素早く感知して、
素早く反応出来るからで。




其の場に不足する、
強引さを。

何時提供すれば、
効果的か。


良く、
知って居るのだ。












機を視るに敏な、
其の同僚が。

動きを、
魅せて居るからこそ。


余計に、
自身の不安定さをも、
悟って了う。




壁が、
崩れそうだと。

そして俺は、
其の壁を、
崩したく無いのだと。


















 「修復出来なかったんですか?」
 「ノートンみたいに。」


上手に、
傷口に塩を塗りながら。


 「小坊主。」
 「私告白されちゃった!」


上手に、
退路を断ちながら。










冗談で固めた筈の、
其の場所を。

同僚は、
徐々に染めて居る。


黒と、
白の、
中間色へ。





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References
 Jan.28 2005, 「想いを被せて誤魔化せますか」


2005年01月31日(月)


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History
2002年01月31日(木) 思い通りに動いてますか





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小坊主
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