互いの想いを。
何度も、 何度も、 掛け逢わせる事で。
互いの想いは、 共鳴し。
其の波を、 大きく育て行くから。
二人の間に。
幾たび、 亀裂が産まれようとも。
育てた絆を手繰り寄せ、 縒り合せる事で。
其の亀裂を、 埋められる筈だけれど。
何度も、 想いを掛け逢わせる事が。
其の亀裂を。
逆に、 拡げて居るのだろうか。
お互いの目の前へ。
亀裂を産む出来事など、 決して、 発生して無いのに。
「小坊主のこと。」 「多分98%は信頼していないから。」
姫は。
俺への信頼感が、 更に減ったと吐露するのだ。
そんな雄の傍で、 何を、 求めるの?
傍に居る理由は、 何?
---------- References Nov.23 2004, 「少しは埋めつつ在るのでしょうか」 |