< 想いが煙を起こすのでしょうか >
其の初めが、 事の始めが、 若干変則的だったから。
想いには、 必ず、 負の想いが付随し。
其の強固な付録に、 想いは、 掻き消されて終うのだろうか。
贈る想いが、 深ければ深いほど。
付随する疑念は。
其の分、 深く、 互いを傷付けて行く。
もう何処にも、 煙は燻って居ないのに。
火の無い筈の、 其の想いへ。
お互いで、 お互いに、 煙を起こし続けるのだ。
きっと、 此れからも。
「いつまでも、人をはぐらかせると思ったら。」 「大間違いだぞ。」
年始の挨拶に。
姫は、 警告を加えた。
御祓には。
後、 何れ程時間が必要なのだろう。
確かに。
真摯に、 姫へ想いを贈り続けたのは。
二年半の内で、 僅か一年だから。
其の分だけ。
俺の罪は、 姫より重いけれど。
---------- References Feb.17 2004, 「何故撥ね返せなかったのでしょうか」 Feb.13 2004, 「弁解の為の縛めでしょうか」 |
2005年01月09日(日)
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