雲間の朝日に想うこと


< 欲しい答えが違ったのでしょうか >


例え、
相手を想い、
相手に想われて居たとしても。


其の間で、
受け渡される感情は。

異なった物かも知れない。



求める想いと、
与える想いは。

同一の物に見えて、
相違した物なのかも知れない。






だからこそ。


互いの間に、
擦れ違いが生じ。

時として、
互いの想いに疵を負わせるのだけれど。












其れでも。



何の不信感や、
或いは、
何らかの違和感を。

互いに、
感知する事が無く。



恰も、
同一の感情を交換したかの様に、
想いが、
壁を擦り抜ける事が。






其処に在る絆の、
確かさの証拠なのだろうか。




















俺が求めたのは。


恐らくは、
姫から届いた想いとは、
異なる物なのに。

恐らくは、
相談に対する客観的な返答で、
感情論では無いのに。











何故に。





 「小坊主の人生に関わる立場になった時は相談に乗るね。」
 「どんな道でも小坊主について行きたいって思ってる。」



先に届いた、
具体的な相談の返答よりも。

後に届いた感情の方が、
心強い助言に感じるのかな。


2004年11月30日(火)


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2001年11月30日(金) 試されているんですか





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小坊主
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