雲間の朝日に想うこと


< 優先する事が即ち道具視でしょうか >


欲しい物は、
数多に在って。

其の欲には、
限度が無いから。


手に入れたい物は、
無数に在って。

其の全てを手中に収めるのは、
不可能だから。



其処に、
優先順位を付けて。


自身の周囲に、
少しずつ、
集めて行くのでは無いのだろうか。











可能ならば。

可能性が、
残されて居るのなら。


何れも、
手に入れたい物で。



不可能ならば。

可能性が、
殆ど無いのなら。


何れを、
優先したいのか。





只、
其れを伝えたい故の、
言葉だったのに。
















不真面目に応えれば、
其れで、
良かったのだ。

きっと、
正しい応えなど要らないのだ。



如何して。

不安を除去する為だけの、
方便が、
吐けないのだろう。










確かに、
欲しいかと問われれば、
答えは肯定だけれど。


 「欲しいの?」

 「欲しいよ。」


安易な誘導尋問に、
簡単に釣られた自身へ、
反吐を吐く。

















 「だから私とのつき合いに迷いがあるんでしょう?」

 「そうじゃなくて。」


子を産む道具では無いと。

姫は又、
声高に叫び続けた。


2004年11月18日(木)


----------
History
2003年11月18日(火) 誘導路の灯が点いて居たのですか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL