雲間の朝日に想うこと


< 誘導路の灯が点いて居たのですか >


無理強いをした筈は無い。
一方へ誘導した筈も無い。


両端の意見を示して、
相手に其の取捨選択を託し委ねたと、
想っているけれど。



其の想いは、
客観的な事実だったのだろうか。





選択肢を提示した心算でも。


 「今の二人はちゃんとどっちも切って」
 「真っさらにします!」


影響力の強さを反映するかの様に。

届いた報告は、
俺の意図が結論と成った事を、
知らせて来た。









俺の邪な想いが。

相談に返す言葉と姿を変えて、
既に表面化したかも知れないんだ。



そして其の匂いを。

既に嗅ぎ取られた可能性も、
否定出来ないんだ。











礼拝に誘われる侭、
友人と日曜の教会を訪れた御嬢は。


何を想いながら、
其の手で十字を切ったのだろうか。

誰を想いながら、
其の手で十字を切ったのだろうか。




聖なる水は、
邪を洗い流してくれたのだろうか。





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References
 Nov.10 2003, 「酒精に強い人では無かったですか」


2003年11月18日(火)


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