雲間の朝日に想うこと


< 一度は機会を貰えないのですか >


自身の中身を、
相手に、
完全に複製する事は。

不可能だから。


人は、
伝える事を止めないけれど。




其の、
労力を厭わぬ想いが。

枯渇した時。




諦めに似た妥協か、
或いは離別かを。

人は、
選択肢として、
脳裏に浮上させるのだろうか。








言っても無駄。


嘗て何度か、
諦めに似た妥協を探り。


そして俺は、
想いを保てずに崩壊した。



アイツの時も、
貴女の時も。












相手を、
嫌いに成る時が。

果たして、
何の様な時か。


其の問い合わせに応えた事が、
直接の原因だろうか。






 「姫がそう想う理由が。」
 「俺には分からない。」

 「うん。」
 「言ってないもん。」






嘗ての俺と同じ様に。

姫は、
言っても無駄だと、
口にする。














寄り添いたいと、
お互いが願いつつ。

其れでも、
譲れぬ部分が在るのなら。


伝えて行くしか無い筈なのに。















察しろと、
姫は俺を試して居る。


2004年11月01日(月)


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2002年11月01日(金) 充電出来ましたか





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