< 壊れて終えと言う事でしょうか >
無神経を、 育てなければ。
何時か、 壊れてしまいそうだから。
其れ故に、 無神経を育てたのか。
言葉の刃に、 対抗する手段として。
想いが、 無神経を獲得したから。
簡単な無神経にすら、 気付けぬ間抜けが。
自身に、 巣喰ったのか。
「無神経!」
「そう・・・だね。」
姫の罵声に。
初めて、 其の存在に気付くかの様な、 俺の想いなど。
低級で、 陳腐だと。
理解して居るけれど。
もし、 感受性を高めれば。
今の俺は、 間違いなく壊される。
無自覚で、 無意識で、 無記憶の、
そして無神経な、 姫の言葉に。
俺は、 怖がって居るのか?
想いの衝突を、 畏れて居るのか?
其れこそ、 最低な想いじゃないか。 |
2004年06月26日(土)
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