抱える其の重さを、 知らぬから。
抱える其の重さは、 想像でしか手に入らぬから。
多くの世界や、 多くの苦難を、 自身より知る相手には。
本気で、 一歩を踏み出さねば、 ならないのだ。
一度、 其の形を保有した者と。
未だ、 其の形を知らぬ者。
其の形が、 然程大した事が無いと、 例え、 後に知ったとしても。
現時点で。
経験値を、 絶壁の様に感じるのだ。
如何に、 対等を演じたところで。
自身の頭では、 何れ程理解したと想っても。
尻込みして、 武者震いして。
少しだけ、 相手に降りて来て欲しい時が、 其処に在る。
其れ故、 俺にとって。
姫の友人や、 同じ立場から産まれた、 後押しの言葉は。
相手の想像を、 遙かに上回る力と重さを、 有して居るんだ。
「姓をどうするか。」 「二度も小坊主に確認して安心していたでしょう?」
「うん・・・」
「姫の言葉を受け止められるのは。」 「小坊主しかいないでしょう?」
「分かってるよ。」
経験者且つ、 第三者から。
御墨付きが在れば。
どんな時でも。
相手を支えて、 前に進める気がするんだ。
---------- Acknowledgment I was impressed by your diary, 雪子. I have sympathy for his feelings and words and always cheer for your darling! Thank you.
---------- References May.09 2004, 「前科を繰り返したのでしょうか」 Apr.17 2004, 「不安の因は自分に在りませんか」 Feb.03 2004, 「自覚に縛られ自壊するのでしょうか」 |