駄目になるかも知れない、 不確かな予定に。
少しずつ想いを重ねて、 積み上げたなら。
想いの壊れた後に。
其の積まれた想いを。
何処へ、 向ければ良いのだろうか。
二人の、 温泉旅行の為に。
少しずつ積んだ、 二人の想いが。
何処へ向かったのか。
既に、 電話も文も届かぬ、 相手だから。
其れを伺い知る事など、 出来なかったけれど。
其の情報を。
あの人の、 文の切れ端から、 手に入れた。
貴女と、 俺の。
積み重ね、 そして壊れてしまった、 想いは。
小さな彼の、 望みを叶える為に。
浦安の公園へ、 届けられた頃だろうか。
不本意かも知れないけれど。
素敵な使い道が在って、 良かった。
此れはきっと。
俺の、 自己満足な想いだよな。
---------- References Dec.31 2003, 「二度目は何を想って居ますか」 Mar.01 2003, 「これが神が与え賜う褒美ですか」 |