雲間の朝日に想うこと


< 痛みに耐えて迄贈る想いですか >


其れ自身に、
宇宙を住まわせて。

留まる事無く、
常に拡大し続けるから。



陽気も陰気も、
歓喜も悲哀も、
平静も狂気も、
痒みも痛みも、
美麗も妖艶も。


想いの器は、
包み込んでしまうのかも知れないけれど。





痛みに耐えながら、
無茶をして迄。


其の想いを届ける必要が、
在るのだろうか。









 「痛い!」

 「だからやめとけって。」

 「嫌だ!!」


強情で、
聞き分けも無い。




 「でも痛い・・・」

 「だからさやめろって・・・」

 「良いから!」


必要の無い強情に、
尚もしがみつく。






相も変わらぬ姫の、
理解し難い強情っぷりも。

身体を壊して迄、
俺へ向かう想いの顕れと、
解釈せよと言うのか。









どれ程の想いが、
其処に含まれて居ようと。

苦痛で顔を歪めた其の姿など、
要らないのに。







如何して、
そんな時に限って。



捻った腰の、
其の痛みに耐えながら。

無理に身を乗り出して迄、
抱擁を迫るの?


2004年04月05日(月)


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2003年04月05日(土) 同じ贈り物が欲しいですか





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