雲間の朝日に想うこと


< 遊びの道具なのでしょうか >


人の姿形に、
異性の象徴に、
憧れを抱く事は有っても。

其れが互いの関係の根幹を成している訳では、
無いのだから。



例え自分の相手に存在しない物だとしても。

其れを相手に求める想いや、
其れを他へ求める想いなど、
何処にも無いのだから。


胸が在ろうが無かろうが。

貴女は貴女で、
俺の惚れた女なのだから。



謝罪の言葉を、
求めた訳では無いのに。







 「ごめんね・・・。」
 「小さいもんね・・・。」


貴女の言葉は、
込めた想いとは正反対に伝わり。

俺は逆に、
罪悪感を感じてしまった。









けれども。


貴女らしさが失われていない事を、
感じ取って。


大笑いしながら、
俺は貴女で良かったと思うんだ。



貴女は笑われて、
不安と不審で一杯だろうけれど。












 「大きかったら・・・」
 「色んな事して遊べるのに。」

 「この大きさじゃ・・・」
 「木琴ボロンって弾く位しか遊べないじゃん・・・」



謝罪の理由は、
何故遊ぶ行為へと結びつくのだろうか。

この種の疑問符は、
何時でも俺の活力の元。


2003年10月17日(金)


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2002年10月17日(木) 暖かくはないのですか





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小坊主
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