雲間の朝日に想うこと


< 俺の魅力は何処にありますか >


困っている人がいれば助けたいし、
悩んでいる人がいれば力になってあげたい。

それが例え異性であっても。



 「誰にでも優しくしたら駄目だからね」



まるで見透かされているかの様な貴女の言葉に、
少し恐怖感を覚えた。



 「でも小坊主は・・・」



後から続けようとした言葉に、
複雑な貴女の想いが詰まっている事も、
すぐにわかった。









本当の優しさがどんな物なのか、
俺には良くわからない。
だから俺は、
素の自分に従って行動しているつもり。




俺が俺らしく振る舞う事が、
貴女にとって心配極まりないのだと言う事は、
良く理解している。



けれどもこんな俺だから、
貴女は俺を好きになったんだよね?
俺の魅力って此処だよね?













貴女が居るから俺で居られる。
貴女が居るから俺は皆の力になれる。



貴女の前だと、
俺はとびっきりの笑顔を手に入れられるから。

この笑顔を引き出してくれる貴女が、
俺の一番の宝物。


2002年10月06日(日)


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小坊主
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